言語化トレーニングをはじめよう|言葉にできるは想像以上に強みになる!

自分づくりと思考
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あー、自分のいいたいことが上手く言葉にできない』ってことありますよね。それは言語化能力が十分にトレーニングされていない状態といえます。

言語化できることでさまざまなメリットがあるとともに、その能力は間違いなくあなたの強みにもなっていくはずです!

この記事では、言語化することのメリットやそのトレーニング法について詳しく解説していきたいと思います。

この記事を書いた人
しまもと

法政大学スポーツ健康学部准教授 / 工学部出身の心理学者 / 専門は自分づくりを支援するライフスキルコーチング / 20年にわたる活動の成果をもとに 「理想の自分を実現したい!」と願うすべての日本人へ届ける気概と熱意で執筆中

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言語化とは

言語化とは、自分の思いや考え、感覚、経験した出来事、目の前の事象等を自分の言葉で言い表すことです。

相手に口頭で伝えることに加え、文字にして書き記すことも言語化の1つの形です。

そして、この言語化能力は、日本語や外国語を習得するのと同様に、練習を通して高めていくことができます

なんでもスラスラと言葉にできる人は、一足先にそのためのトレーニングを積んできている人ということですね。

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言語化のメリット

ここでは4つのメリットについて言及します。

 

メリット1: 説明力が上がる

言語化能力があれば、自分の考えや経験した出来事、物の使い方等の説明を言葉に詰まることなくしていくことができます。言葉に詰まらないので、相手との意思疎通もスムーズにできますね。

さらに、言葉を論理的に展開することもできれば、説明をしながら相手を納得させるという高度な対応も可能になってきます。

 

メリット2: 要約力が上がる

言葉を巧みに操れるようになれば、一つひとつの物事をうまくまとめて表現できるようになってきます。これって要約力がついてくるということですね。

情報過多の時代、膨大な量の情報に日々振り回されないようにするためにも、情報を要約する力の重要性は、今後益々高まってくると思います。

 

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メリット3: 考え方が変わる

実のところをいうと、言葉は私たちに多大な影響を及ぼしています。その影響を及ぼす正体は、言葉から受けるイメージではないでしょうか。

例えば、以下の2つの文を見てみてください。

  •  1日1日が過ぎ去っていく
  •  1日1日が積み重なっていく

1つ目の文からは何かが失われていくようなイメージを受けますが、2つ目からは建設的・生産的なイメージを受けないでしょうか。

日々の積み重ね』という言葉を意識的に使っていれば、例えば、『毎日少ししか活動の時間が取れない』という状況でも、それを悲観することなく、1日1日を着実に積み重ねながら、成果を挙げていくことできるはずです。

つまり、言葉一つで考え方が変わります。であるなら、気持ちや態度が前向きになる言葉を意識的に使ったり、そんな言葉にたくさん出会っていきたいですね。

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メリット4: 自己理解を深めていける

自分がどのような人間であるか、あなたは言葉で説明することができますか?言葉にできることで、その様子を客観的に認識することができ、自分への理解を改めて深めていくことができます。

また、自分の考えや様子をブログや日記に書き記した場合は、視覚的に確認しつづけるこができるので、自己理解はより促されていくと思います。

関連して、この記事の冒頭には私のプロフィールが簡単に記されていますが、このような自己紹介文を書くことによっても、ダイレクトに自己理解を深めていくことができるでしょう。

 

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言語化が難しい場面の例

1つ例を挙げるとすれば、それは身体運動の場面です。

私は大学で器械運動の授業を担当していますが、その授業のたびに言語化の難しさを実感しています。

前転や倒立前転、側転といった技ごとに一連の運動の様子を説明したり、学生たちのパフォーマンスに対して、身体の動きにも言及しつつ、その出来をすぐにフィードバックしてあげる必要があります。

この場合の言語化の難しさがどこからくるのかといえば、一つは普段あまり使わないワードを用いる必要があるという不慣れな用語を使う難しさです。

確かに日常生活の中で、腹部胸部頭頂部等の言葉を使う頻度は少ないですよね。

もう一つは、身体運動はそれら各部位が同時にまたは複雑に連動し合いながら行われるため、事象そのものを言語化することの難しさといえます。

さらに、身体運動の場合はもう一点あって、それは自分の身体を動かす際の感覚を言語化する難しさです。力の入れ具合や回転の速さ、身体の勢い等といったものになります。

以下は、ここで述べた身体運動の言語化の難しさを一覧にしたものです。「2」は直接観察されるものの言語化、「3」は直接は観察されない、内面的なものの言語化ということになりますね。

  1.  不慣れな用語を使う難しさ
  2.  事象そのものを言語化することの難しさ
  3.  感覚を言語化することの難しさ

 

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言語化のトレーニング法5選

 

トレーニング1: 語彙を増やす

言葉の選択肢をより多く持っている方が、自分の気持ちや感覚、対象としている事象を的確に表現することができます。

「的確に」の部分について補足すると、経験的に私たちには腑に落ちる表現しっくりくる表現というものがあるようです。それらをここでは「的確な表現」としています。

言葉にしたときに違和感を覚える場合は、未だ的確に表現できていないことになります。

語彙を効果的に増やす方法としては、新聞記事やちょっとした読み物に目を通す習慣、読書の習慣等が挙げられますね。

 

トレーニング2: アウトプットを繰り返す

言語化能力は日本語や外国語の習得と同様に、アウトプットを通した練習を欠かすことができません。

自分の気持ちや感覚、経験した出来事等を他者に伝えたり、日記やブログに書いたり、また、大学や職場では自分で調べたことを発表するという形でもいいと思います。

また、経験的にヒトには表現のクセというものがあります。よく使う言葉、使う接続詞、語尾の締め方など、言葉にする中で自分なりのクセを実感できてきたら、ある程度アウトプットができてきている証ですね。

 

トレーニング3: 言い換え力を高める

いくら言葉にできても、同じ言葉ばかり使っていては聞いている側は物足りなさを感じてしまうものです。

そこで大切になってくるのが、ある言葉をいろいろな言葉でも言い換えて表現できるという点です。

例えば、「頑張る」という言葉一つとっても、以下のように多様な表現が可能です。これらをその都度柔軟に使い分けれることで、あなたの言語化能力は飛躍的に向上するはずです。

  •  力を注ぐ
  •  尽力する
  •  努力する
  •  奮闘する
  •  懸命に取り組む  など

また、この言い換え力をさらに高めたいなら、あなたが普段使っている言葉を小さな子どもにもわかるように言い換えるという作業がおススメです。

この場合は一語を一語で言い換えるのではなく、一語をかみ砕いてわかりやすく表現していく必要があります。

例えば、以下のような感じです。

あなた : さあ、イチゴを収穫しよう!

子ども : しゅうかくってな~に?

あなた : イチゴ畑からおいしく食べられそうなイチゴを見つけて、それを手で優しく取るってことだよ。

このような作業を繰り返すことによっても、言語化能力は鍛えられていきます。小さなお子さんがいる方は、ぜひ意識してみてくださいね!

 

トレーニング4: 中途半端な表現は避ける

それに当たる代表的な表現は、「○○な感じ」ではないでしょうか。

便利なのでついつい使っちゃいますが、使えば使うほど言語化能力に悪影響を及ぼしてしまいそうです。

「○○な感じ。」といいたいところをグッとこらえて、少し時間がかかってもいいのできちんと言葉を使って伝えてみてください。その一つひとつの積み重ねが言語化能力を高めていくことになります。

 

トレーニング5: ヒトのさまざまな能力を言語化してみる

言語化するメリットを感じつつ、言語化能力を高めていきたいなら、あなたが興味のあるヒトのさまざまな能力の言語化にチャレンジしてみてください。

なぜなら、言語化することで対象となる能力への理解がより深まり、確実にその能力を高めていけるようになるからです。

例えば、コミュニケーション能力についてはどうでしょうか?言語化すると以下のような表現になります。

 人間関係を形成し、維持し、さらに発展させていくために必要な能力

 

このように言語化することで、コミュニケーション能力には「関係を形成する」「関係を維持する」「関係を発展させる」という3つの役割があると理解できます。

そして、各場面で必要な言動や振る舞いへの意識が高まり、その意識の変化は行動の変化にも伝わり、結果的にコミュニケーション能力が効果的に鍛えられていくことになるはずです。

このように能力を言語化するとは、その能力を自分なりに定義しているということにもなりますね。

あなたが興味・関心を抱いている能力はなんですか?

 

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まとめ

最後に改めて、言語化トレーニングのメニューを一覧で示します。

  •  語彙を増やす
  •  アウトプットを繰り返す
  •  言い換え力を高める
  •  中途半端な表現は避ける
  •  ヒトのさまざまな能力を言語化してみる

あなたが感じる自分の強みの中に、「どんなことでもスムーズに言葉にできる」は入っていますか?

言葉にできることで人間関係にも、そして自分にも自信を持つことができると思います。また、あなたの考える力(考え抜く力)を鍛え、自己理解を深めることにも貢献してくれるはずです。

この記事では「言葉にする」という人間の大切な営みについて、普段私が感じていることを言葉にしてみました。少しでも参考になる部分があればうれしいです!

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