後悔するをポジティブに言い換え【例文6選】後悔を受け入れられる言葉

ストレス
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あの時、こうすればよかった』と、ついつい後悔してしまいますよね。しかも、後悔がつづくと気持ちの方もどんどん落ち込んでいってしまいそうです。

ですが、後悔すること自体はヒトの考え方の1つの形なので、それ自体を全否定する必要はなく、むしろ問題なのはいつまでもその考えから脱却できないことだと思います。

そこでこの記事では、「後悔する」を適度な長さで切り上げるキッカケとしていただくために、「後悔する」のポジティブな言い換え例を紹介していきます!

ぜひ、最後までお付き合いいただけるとうれしいです。

この記事を書いた人
しまもと

法政大学スポーツ健康学部准教授 / 専門は自分づくりを支援するライフスキルコーチング / 20年以上、自分づくりのプログラムと研究に没頭する変わり者 / 大学では毎年300名以上の学生とスポーツ心理学をベースに自分づくりの授業を行う / 大修館書店による月刊「体育科教育」の巻末エッセイを奇数月に担当中

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後悔するとは

「後悔する」は、変えることができない過去の様子について考え込む姿であり、結果としてストレスを生む原因ともなってしまうものです。

ストレスの感じ方を表すストレスパターンでは、後悔が元となるタイプはクヨクヨ型と呼ばれています。

また、このクヨクヨ型においては、いつまでもクヨクヨとしてしまうことを防止する策として、思考のスイッチを切るということがアドバイスされています。

ですが個人的には、悪い方向へと膨らんでしまう傾向があるネガティブな思考を、自らの力で断ち切ることはなかなかハードルが高いのではと感じています。

そこで、落ち込んだ気落ちを少しでも立て直す援軍として、「後悔する」のポジティブな言い換えたちを6つ紹介していきますね。

 

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後悔するのポジティブな言い換え例6選

その1 : 自分のミスや過ちに…

1つ目の言い換えは

 自分のミスや過ちに向き合える心の強さがあるからできるもの

です。

誰でも自分のミスや望ましくない行動からは目を背けたかったり、それを無かったこととしてやり過ごしたいと思うのではないでしょうか。

ですが、後悔するということは、そんな内緒にしたいような自分の行いと真正面から向き合うことができるという様子でもあります。

それはこころ(メンタル)が強くないとなかなかできないことだと思います。反対に、まだメンタルがそこまで強くない場合、人は自らのミスや過ちを誰かのせいにしてしまいますよね。

その2 : もっと良くしようという…

2つ目の言い換えは

 もっと良くしようという向上心を反映したもの

です。

「後悔する」はヒトの考え方の1つの形なので、ある行いの結果が良くなかったとしても、それに後悔する人もいれば、まったく後悔しない人もいます。

後悔する人の心理としては、『あ~しておけばもっと良くできたのに』というもので、それってまさに向上心の表れであるといえますね。

後悔しない人が向上心が無いわけではありませんが、その人よりかは向上心があるといえそうです。

また、向上心自体はヒトの誠実さの一面でもあります。後悔するという考え方が、誠実さにもつながっているって、ちょっと意外な感じがしますね。

 

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その3 : 自己理解を促す…

3つ目の言い換えは

 自己理解を促す振り返りとしての役割を果たすもの

です。

後悔するということは、過去の自分の言動について振り返りをしていることになります。振り返りをすることで、自らを客観視できるとともに、それはゆくゆくは自分の性格や物事の考え方、行動の仕方等について理解を深めることにもつながっていきます。

忙しく毎日を過ごす現代人において、自己理解を深めるという作業は容易ではありません。社会人向けに有料の自己理解プログラムが提供されるなど、自分自身について理解を深めるということは実は価値のあることなんですね。

そんな自己理解を深める作業において、「後悔する」は一役買っているといえそうです。

 

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その4 : いち早く自分の…

4つ目の言い換えは

 いち早く自分のミスや過ちに気がついていることを表すもの

です。

もしあなたが、自分の言動から後悔するまでのタイミングが早いようであれば、それは自分のミスや過ちに敏感に反応することができていることを表します。

当然のことながら、そこになかなか反応できない人もいるわけで、すぐに後悔できる人は、察知する力(気づく力)に優れているともいえるのではないでしょうか。

察知する力に個人差が見られる背景には、普段からそのことについて意識しているかという点が関係しているのではと思います。

つまり、普段から『きちんとした言動をとらないといけない』という意識が働いている人は、自分のミスや過ちにも素早く反応することができるというわけです。

その5 : 謙虚に振る舞うことの…

5つ目の言い換えは

 謙虚に振る舞うことの大切さを確認できるもの

です。

私たちの社会では謙虚に振る舞うことに一定の価値が置かれています。これは裏を返せば、そのように振る舞うことが実はそう簡単ではないことを意味していると思います。

謙虚さを身に付けたり維持するためには、その時々で自らの行いを冷静に振り返り、必要であれば方向修正したり、自分自身にブレーキをかけることも必要になってきます。

そして、そのような対応を促してくれるのが「後悔する」であるということです。このようにして見てみると、後悔するってなかなかいいものですね。

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その6 : 改善に向けた…

最後、6つ目の言い換えは

 改善に向けた挽回行動の出現を促すもの

です。

この挽回行動というものは、実はあなたの成長において極めて重要な役割を果たしています。

例えば、以下の3つの内容に当てはまる場合、あなたは普段から挽回行動が取れていることを意味します。

同じような失敗を二度繰り返さないようにしている

失敗をした時には、すぐにその分を取り返そうと努力する

失敗から得た教訓を今後に活かしている

 

この自らの不名誉を果敢に取り返そうとする行動は、あなたにとって重要なパフォーマンスの発揮を強力に促してくれるものとなります(例:スポーツ選手であれば身体的なパフォーマンスの発揮)。

あなたがこの先、自らのキャリアをさらに伸ばしていきたいと願うなら、ぜひこの挽回行動を普段から意識してみてくださいね。

そして、この挽回行動の出現を促してくれるのは、自分の行いについて「後悔する」であり、それはいまのあなたを形作る原動力となってきたものだと思います。

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まとめ

改めてこの記事で紹介した6つの言い換え例を以下に示します。

  •  自分のミスや過ちに向き合える心の強さがあるからできるもの
  •  もっと良くしようという向上心を反映したもの
  •  自己理解を促す振り返りとしての役割を果たすもの
  •  いち早く自分のミスや過ちに気がついていることを表すもの
  •  謙虚に振る舞うことの大切さを確認できるもの
  •  改善に向けた挽回行動の出現を促すもの

 

繰り返すようですが、後悔すること自体は何ら悪いことではありません。むしろ問題なのは、後悔ばかりしてしまい、そこから次のアクションになかなか移行できないことです。

苦い過去を挽回する行動へと移行することができれば、それはあなたをさらに成長させる原動力となっていくはずですね。

 

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この記事ではねんど130さんによる素材を使用しています。

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