大谷翔平選手も実践!マンダラチャートの作り方と効果倍増の6つの気づき

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かつて大谷翔平選手も実践していた「マンダラチャート」。この目標達成シートは、実はあなたにさまざまな気づきをもたらしてくれます!

マンダラチャートは自らが望む大きな目標を達成するために必要な、多数の小さな目標を比較的スムーズに導き出すことができるものです。

そんなマンダラチャートに関する記事ではその作り方に注目されがちですが、この記事ではマンダラチャートの効果を倍増する6つの気づきも紹介します!

この記事を書いた人
しまもと

法政大学スポーツ健康学部准教授 / 専門は自分づくりを支援するライフスキルコーチング / 20年以上、自分づくりのプログラムと研究に没頭する変わり者 / 石川県七尾市の鵬(おおとり)学園高校普通科にて2024年度から始まったライフスキルの授業の取りまとめを行う

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マンダラチャートとは

最初に、マンダラチャートの基本事項を確認しておきます。

マンダラチャートの開発者

マンダラチャートは1979年に、クローバ経営研究所の松村寧雄(まつむらやすお)氏によって開発されました。いまから40年以上も前のことですね。

松村氏は、このマンダラチャートの開発とともに経営コンサルタントとして独立し、株式会社クローバ経営研究所を設立しています。

なお、「マンダラチャート」は一般社団法人マンダラチャート協会の登録商標です。

◆―関連情報―◆   一般社団法人マンダラチャート協会

 

マンダラチャートの原点

マンダラチャートの原点は、インドで開発された仏教のマンダラ(曼荼羅)であるとされます。

古代インド語のサンスクリット語によると、マンダラとは本質を所有するものという意味で、仏教の根本的な考え方では、物事の正しい筋道・道理こそが本質であるとされます。

つまり、マンダラチャートとは、自身の願望を達成するために必要な本質の部分を明確にすることができるツールと解釈可能です。

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マンダラチャートの作り方

大谷翔平選手が高校1年生の時に実施した内容をもとに、マンダラチャートの作り方を簡単に説明します。

 

  1.  下記の図のように3×3のマス目を合計で9セット作成します。
  2.  中央部分に最終的に達成をしたい大きな目標を記入します。大谷選手の場合であれば、「ドラフト1位で8球団から指名を受ける」という内容です(黄色のマス)。
  3.  その最終目標を達成するために必要と思われる下位の目標を8個記入します(灰色のマス)。
  4.  それらを四方八方のマス目の中央部分に散らばせ、その達成に必要と思われる下位の目標をさらに8個記入して完成です(白色のマス)。

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マンダラチャートのメリット

最大のメリットはズバリ以下の一文です。

いつでもどこでも、誰でも手軽に実施することができる

 

このマンダラチャートは紙とペンさえあれば、いつでもどこでも実施することが可能です。

また、先の作り方で説明したとおり、実施方法それ自体に特に難しい点はありませんので、子どもから大人まで、誰でもスムーズに行うことができるでしょう。

ただ、スマホやPCを用いて何でも電子的に作業を行えるようになった今日では、わざわざ紙とペンを用いて作業をすることに多少の抵抗を感じる人もいるかもしれません。

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マンダラチャートのデメリット

大活躍された大谷翔平選手を例に、何かと効果抜群の目標達成シートとして紹介されるマンダラチャートですが、デメリットもあります。

 

デメリット1 : 一度にすべてのマス目を埋めるのは困難

中央部分を除くと、マンダラチャートでは合計80にものぼるマス目を埋めていく必要があります。当然ながら、そのすべてを一度に埋めようとすると相当な労力と時間が求められます。

つまり、マンダラチャートは人によっては非常にハードルが高い作業になってしまうということです。

それでも強引に進めようとすると、『もうやりたくない』といったネガティブな感情が出てきてしまうかもしれません。

その点について、マンダラチャートの手引書には一度にすべてのマス目を埋める必要はないとも記されています。

複数回取り組んでいく中で、記入済みのアイディアが別のアイディアを引き出してくれるようになり、やがてすべてのマス目が徐々に埋まっていくというわけです。

紙とペンさえあればすぐにでも始められますが、その点を事前によく確認しておく必要があります。

 

デメリット2 : 記入内容が絶対に正しいかどうかはわからない

率直にいって、個々のマス目に記入された内容が、中央部分の目標の達成に必ずつながるという客観的指標は存在しません。

あるのは自分自身の「納得感」だけです。自分が激しく同意することができれば、それは自分にとっての正解になります。

そのため、物事の判断や決断において優柔不断になってしまう人は、マス目への記入自体に困難を感じてしまうかもしれません。

デメリット1の箇所でも述べましたが、マンダラチャートへの取り組みは複数回にわたって行うことが推奨されています。

その中で個々のマス目への記入内容も洗練されていくといった感じです。最初から完璧なマンダラチャートを目指す必要はありません。

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マンダラチャートの構造

マンダラチャートのすべてのマス目を確実に埋めていくためのコツは、その構造を知れば掴んでいくことができます。

マンダラチャートを開発した松村寧雄氏は、マンダラチャートを「木」に例えながらその構造をわかりやすく解説しています。

つまり、一本の樹木を幹(トランク)枝(ブランチ)葉(リーフ)という3つの部位からとらえ、それらがマンダラチャートのどのマス目に対応しているかという形で解説をしています。

具体的には、以下のような対応関係になるとされます。大谷翔平選手が作成したマンダラチャートを再掲し、説明します。

  • 幹 : 中央部分の黄色のマス目
  • 枝 : 灰色のマス目(計16マス)
  • 葉 : 白色のマス目(計64マス)

 

このようにマンダラチャートを幹と複数の枝、そして多数の葉からなる構造体として見ることにより、すべてのマス目の関連性と対応関係がより鮮明に浮かび上がってくると思われます。

では、ここから読み取れるすべてのマス目を確実に埋めるコツとは何か。それはすなわち、中央部分の幹を不動の存在として確立させるということではないでしょか。

これは実際の樹木の様子からもよくわかります。幹が太く、しっかりとしている樹木ほど、その上部に無数の葉を力強く生い茂らすことができます

 

これを目標設定に当てはめていえば、どんなことがあっても絶対に達成したいと思う目標を中央部分に位置づけることができるかということになります。

それだけ想いが強い目標であれば、その達成のために何をすれば良いのか必死に考え、常にアンテナを張って情報収集等ができているはずで、マス目への記入もスムーズに行うことができると考えられます。

すべてのマス目を埋めるテクニカル的な部分もあると思いますが、マンダラチャートの構造を知ることで、心理的な面からもそのコツを見出していくことができます。

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マンダラチャートの効果を倍増させる6つの気づき

ではいよいよ、マンダラチャートから得られる気づきについて説明します。

気づき1 : 目標達成には自己理解と計画づくりが必要

マンダラチャートでは最終的に64個という、多岐にわたる小さな目標(課題)を導き出すことができます。

多くの人の感想としては、目標の達成にはこれだけの課題をこなしていく必要があるのかといった感じではないでしょうか。

これらの課題をただ眺めていてもはじまらないので、次に行うべき作業は現状として自分は何ができていて、何ができていないのかという自己分析になると思います。

この作業を通じて、自らの強みや弱みといった自己理解を深めていくことができるでしょう。さらに、視覚的に確認しながらの作業になるので、より認識を深めていくことができるのではないでしょうか。

重点的に取り組むべき課題が見えてきたら、次に行うべきはどのような順序でそれらの課題をクリアしていくかという計画づくりになります。

 

人間は一度に取り組むことができる量には限界がありますので、この計画づくりとは段階的な目標設定を行うということです。登山でいえば、複数のチェックポイントを山頂へのルート上に設定するというイメージになります。

このように、マンダラチャートは自分は何ができていて何ができていないのかという自己理解と、目標の達成に向けた計画づくりの必要性にそれぞれ気づかせてくれるといえます。

 

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気づき2 : 日常は最終目標の達成につながる課題であふれている

マンダラチャートは外側へ向かえば向かうほど、小さな目標、すわなち、日々の生活の中で取り組むべき課題が見出されていくことになります。

例えば、大谷翔平選手のケースでいえば、部屋の掃除、ゴミを拾う、あいさつ、本を読む、道具を大切に使う、相手への思いやりや感謝、礼儀などといった感じです。

その結果、見えてくるものは何かというと、大きな目標を達成するための実質的な取り組みは、準備をしてグランドに行って取り組むことばかりではなく、日々の何気ない瞬間にちりばめられているということです。

 

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大きな目標の達成に向けた取り組みは、「いまこの瞬間からでもはじめることができる」「この一瞬一瞬が勝負の連続である」ということに気づかせてくれて、日々をより意識的に過ごすという姿勢につながっていきます。

つまり、ボーっとしている時間が少なくなるといった感じですね。

 

例えば、運動部の活動に関して、選手たちは活動の場では意識的にきちんと姿勢を正して取り組んでいるが、それ以外の場ではいい加減な振る舞いが見られる、といった話がよく聞かれます。

これは練習の場での振る舞いのみが、求めている成果・結果につながるとの意識の表れであるといえます。

しかしながら、実際は生活の場でのすべての振る舞いが最終目標の達成につながっていく、ということをマンダラチャートは優しく気づかせてくれています。

 

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気づき3 : 最終目標の達成につながっていくという感覚が大切

3つ目の気づきは、先に述べた「つながっていく」ということに関してです。

私たちはある課題に対して、時に「やりたくない」、「めんどくさい」といった気持ちになることがあります。

そのようなネガティブな気持ちが沸いてきてしまうのは、その課題だけを見てしまっているからではないでしょうか。

 

例えば、再び大谷選手の場合であれば、「掃除をする」という行為は「運」を高めることにつながり、それは「ドラフト1位で8球団から指名を受ける」という最終目標の達成につながる1つのチカラになると解釈されています。

こうした達成の流れが視覚的に示されることで、これまではどこか「やりたくない」と感じていた部屋の掃除に対しても、自らやる気を起こしていくことができるのではないでしょうか。

このような最終目標の達成につながっていくという「つながり感」は、目の前の課題への動機づけを喚起する上で非常に有効です!

例えば、登山の場合であれば、一見、階段を上りつづけるような辛い作業に誰もが長時間取り組むことができるのは、この一歩一歩は確実に山頂につながっているということが理解できているからにほかなりません。

 

この例えからも、日々の生活における個々の課題が何を達成することにつながっているのかを明確にすることは、非常に重要な作業であるといえるでしょう。

また、このつながりはきちんと検証された確かなものである必要はなく、つながっていくはずという自分なりの感覚でも十分ではないかと思います。

そして、マンダラチャートへの取り組みを通じて、この先遭遇するどのような課題に対しても、それが自分のどんな能力を高めることにつながるのか考えてみるという思考習慣に結びついていくことが期待されます。

 

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気づき4 : 紙に書くことで目標達成への意識を高められる

4つ目の気づきは、マンダラチャートに多数の課題や目標を書き込んでいくことで感じられるものとなります。

ここではマンダラチャートを紙に書いて作成する場合を想定しています。

マンダラチャートではすべてのマス目を埋めていく中で、とても多くの課題や目標を紙に書いていくことになります。それにより、一つひとつの課題や目標を、明確に意識することができるようになっていきます。

実際に目にして確認することになるので、頭の中だけで考えている場合に比べ、課題や目標への意識は高くなることが期待されます。

目標を頭の中だけに留めていては、時間の経過とともにその存在は薄らいでいってしまう可能性があります。

マンダラチャートに記入された課題や目標は、あなたがそれを目にする度に、達成への意識を喚起してくれるはずです。

 

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気づき5 : 目標達成への自身の傾倒度を知ることができる

マンダラチャートにおける個々のマス目への記入の様子は、自分がどれだけその最終目標と日頃から向き合えているかを表しています

例えば、最終目標の達成に関して普段から深く考えられている人は、ほぼすべてのマス目をスムーズに埋めていくことができます

それに対して、全体的に空欄が見られる人は、目標達成への傾倒度が十分ではない可能性があるということです。

そのような自身の傾倒度を改めて認識する上で、マンダラチャートは一定の役割を果たしています。

 

気づき6 : アイディアを創出するツールとしても活用できる

アイディアそのものは、私たちの活動をより効率的に、より活発に、そして、より効果的に展開していくために欠かせないものとなります。

そのようなアイディアを創出するツールとしても、マンダラチャートは活用していくことが可能です。

その点について説明をすると、マンダラチャートでは中央部分に記入された内容の構成要素を、とにかく「8個」導き出すように思考活動が展開されていきます。

あと8個、あと6個、あと2個というように、自らにプレッシャーをかけながら進めていくことになるので、漠然とアイディアを導き出すことに比べ、より効果的であると考えられるからです

また、アイディア自体は、既存の要素の組み合わせによって生まれるといわれます。

その点、マンダラチャートでは既存の要素の全体像をその都度、確認しながら作業を進めていけるので、アイディアそのものが持つ性質の面からも、適したツールであるといえるでしょう。

このように、マンダラチャートは目標達成のために限らず、「創造的思考」を鍛えるツールとしても活用していくことができるといえます。

 

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マンダラチャートの落とし穴

マンダラチャート自体は、優れた目標達成ツールとして広く紹介されていますが、1つだけ落とし穴があります。

それはマンダラチャートから導かれる多数の小さい目標は、時に目標ではなく単なる課題としての記載に留まっているということです。

 

「課題」と「目標」の違いに注意

大谷翔平選手が作成したマンダラチャートを再掲し、この点について説明をしていきます。

 

目標ではなくこれから取り組むべき『課題』としての記載に留まっているのは、灰色と白色のマス目、両方に見られます。

分かりやすいところでいえば、中央下側にある『を身につける』ために必要な『あいさつ』や『ゴミ拾い』、『部屋そうじ』、『本を読む』等は、まさに課題としての内容です。

つまり、課題と目標との違いとは簡単にいうと以下のような感じです。

 課題 ⇒⇒ 最終目標の達成に向けて取り組むべき内容

目標 ⇒⇒ その課題にどのように取り組んでいくかまで検討された内容

 

さらに補足すれば、課題は定性的であり、目標は定性的かつ定量的にもすることができます。

先に挙げた大谷選手の課題を目標に変換してみると、例えば以下のようになります。

あいさつ ⇒⇒ 人へのあいさつは必ず自分から行う

ゴミ拾い ⇒⇒ 1日に最低5個はゴミを拾う

部屋そうじ ⇒⇒ 朝起きたら部屋の掃除を行う

 本を読む ⇒⇒ 1日に30分は本を読む

 

ちなみに、目標と近いところにある言葉で「目的」があります。目標と課題に違いがあるように、厳密には目標と目的の意味にも違いが見られます。

そこの部分を明確にすることで、あなたの目標達成に向けた歯車はよりスムーズに動き出すことが期待されます。ぜひ、以下の「関連記事」の中で確認をしてみてくださいね。

 

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「課題」を「目標」へとブラッシュアップさせる理由

目標とは、人々の行動を動機づけるチカラの源です。つまり、課題のままでは、最終目標の達成に向けた行動になかなか結びつかないということになってしまいます。

マンダラチャートは最終目標の達成につながる多数の課題をスムーズに導き出せる点で非常に優れています。

ですが、たとえすべてのマス目を埋めることができたとしても、そこで安心してはいけません。次に必要なのは、それらの課題を目標へと昇華させる作業です。

 

「課題」を「目標」へと書き換える方法

そこで、とても便利な方法を紹介したいと思います。それは「グタイテキニ」を意識して目標を考えるということです。

これはマンダラチャートを開発した松村寧雄(まつむらやすお)氏も言及されている内容です。

グタイテキニとは、質の高い目標に求められる6つのポイントがコンパクトにまとめられたもので、詳細は以下のようになります。

  •   …… 具体的なこと
  •   …… 達成できること
  •   …… 意欲が出ること
  •   …… 定量化できること
  •   …… 期限を定めること
  •   …… 日課にできること

 

これらすべてのポイントを、個々の課題に含める必要は必ずしもないと思いますが、1つ2つ反映させることで、課題から目標へのブラッシュアップが完了するはずです!

ところで、上のグタイテキニにおける6つのポイントは、目標設定におけるコツを表しているともいえます。

ご存知の方もいると思いますが、同じように目標設定のコツを集約した言葉として「SMARTの法則」があります。

知名度としてはこちらの方が高いと思いますが、ぜひ、グタイテキニも併せてより望ましい目標設定を目指してみてください!

以下の「関連記事」では、目標設定の複数のコツをNGポイントとして逆から解説をしていますので、よかったら目を通してみてください。

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まとめ

最後に改めて、マンダラチャートが私たちに与えてくれる6つの気づきを示します。

  •  目標達成には自己理解と計画づくりが必要
  •  毎日の生活は最終目標の達成につながる課題であふれている
  •  最終目標の達成につながっていくという感覚が大切
  •  紙に書くことで目標達成への意識を高められる
  •  目標達成への自身の傾倒度を知ることができる
  •  アイディアを創出するツールとしても活用できる

 

これらの気づきは、最終目標の達成に向けたあなたの意欲をさらに高めるものとなっていくはずです。

マンダラチャート自体は、紙とペンがあればいつでもどこまでも手軽に行うことができます。デジタルの時代にあって、アナログが持つチカラの偉大さを改めて実感させられますね。

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