こんにちは。あなたの自分づくりをサポート「しまらぼ」のしまもとです。
人の強みは時に弱みになることがあります。その逆も然りです。わがままと言われる人も、きっとその特徴がポジティブに発揮されるときがあるはずです。
そこでこの記事では、「わがまま」のポジティブな言い換え例を6つ紹介していきます。『もしかして、ちょっとわがままかも…』と思われる方は、自分への見方を増やすためにもぜひご覧になってみてください。
「わがまま」とは
集団の和を尊ぶこの日本において、わがままな人は日本人離れした特徴の持ち主といえます。
「わがまま」がタイトルに付くネット記事を概観しても、わがままな人はトラブルメイカー的な論調が多い印象ですね。
子どものわがままであれば『めっ!』とその子の親が注意することができますが、大人のわがままの場合はそうはいきまえん。
わがままな人へのイメージがネガティブなものである場合、その人の近くにいると悶々とストレスが溜まってしまう可能性があります。
『この人はちょっと大変だけど、実はこんないい面もあるよね』と思えたら、わがままな人への関心は少し和らいでくるかもしれません。
「わがまま」のポジティブな言い換え例
その1: 人々の…
1つ目の言い換えは
人々の記憶に残っていくことができる人
というものです。
私たちは生涯を通じてさまざまな人と出会い、関わっていきますが、その全員のことを覚えておくことは簡単ではないと思います。
ですが、わがままな人は強烈なインパクトを放つことができますので、いつまでも人々の記憶に残っていくことでしょう。きっと何年経ってもそれぞれのご家庭で語り継がれていくと思います。
その2: みんなに…
2つ目の言い換えは
みんなに共通の話題を提供することができる人
というものです。
チーム内のコミュンケーションが活性化するポイントの1つは、共通の話題であるといえます。
そこに何か共有できる話題があることで、共感できるうれしさや会話が弾む感覚を味わうことができます。
その点においてわがままな人はみんなに共通の話題を提供できる強みを持っています。わがままな人がいるからこそ、その大変さを共有できたり、それをネタに話が盛り上がっていくところがあるのではないでしょうか。
わがままな人の存在が、チームの結束を強めているといった構図です。
その3: 外国人に…
3つ目の言い換えは
外国人に負けないほどの自己主張ができる人
というものです。
わがままといわれる人も、グローバルな視点で見れば実はそれほど大したことはない可能性があります。
謙虚な人や謙遜する人が多い日本社会だからこそ、際立った存在として見られてしまうということではないでしょうか。
我を強く主張できる分、海外にいってもそこでの人たちと十分に渡り合えるかもしれませんね。
その4: 本音で…
4つ目の言い換えは
本音で語り合うことが得意な人
というものです。
人間関係においては誰もが信頼できる人、誠実な人と関わりを持ちたいと願うはずです。一方で、自分の気持ちに蓋ばかりして本心がわかりづらい人は、時に付き合いづらいとの印象を持たれてしまうかもしれません。
その点、わがままな人は自分の気持ちに正直に生きていますので、裏表がない人として付き合っていくことができます。
また、自分の気持ちに正直な分、人と本音で語り合うことのハードルも低いのではないでしょうか。対面でのコミュニケーションの機会が以前よりも減ってしまった分、本音で語り合える人は貴重な存在であるといえますね。
◆ カテゴリー:行動する・習慣
その5: 組織の…
5つ目の言い換えは
組織のマンネリ化を防止するキッカケとなれる人
というものです。
チームが成長・発展しつづけるためには、組織としてのマンネリ化は避けていきたいところです。
社会が激変する中で先例主義に陥ってしまうのはよくないですし、イエスマンばかりの会議はあってないようなものです。
その中でわがままな人は、組織がマンネリ化することに「待った」をかけることができると思います。
『こっちの方がよくないですか?』『私はもっとこうしたい』等とわがままに発言してもらうことで、周りのメンバーの中には、『そういわれれば、確かにそうかも』と思考が活性化する者も出てくるはずです。
そうなってくれば、わがままな人の発言はただ単に好き勝手なものから、これまでのあり方を再考する起点となっていきます。
組織における従来のあり方に口を出すのはそう簡単ではありませんが、(変な言い方ですが)わがままな人にお願いすれば難なくやってくれそうです。
その6: 新しいことを…
最後、6つ目の言い換えは
新しいことをはじめていける可能性がある人
というものです。
わがままな人は「自分のアイディアややり方が一番」と強く思い込んでいるところがあります。でもこれって、実はすごいことですよね!
日々の活動の中で創造性を発揮していくためには、従来のアイディアをいい意味で否定していく必要があります。「その5」でも述べましたが、既存のアイディアや方法論に異を唱えるのはなかなか度胸がいることです。
その点わがままな人は、『自分が一番!』との強い思い込みに見られるように、創造性の起点となるマインドを既に兼ね備えているといえます。
ただ、あくまでも「可能性がある人」ということですので、それを実現していけるかはわがままな人次第ということになりますね。
まとめ
最後に改めて、この記事で紹介した言い換え例を一覧で示します。
- 人々の記憶に残っていくことができる人
- みんなに共通の話題を提供することができる人
- 外国人に負けないほどの自己主張ができる人
- 本音で語り合うことが得意な人
- 組織のマンネリ化を防止するキッカケとなれる人
- 新しいことをはじめていける可能性がある人
日本人の強みは集団の和を大切にしたり協調したりできるところですが、その中でわがままは人はどのような役割を果たしていけるでしょうか。
自分のことでみんなに共通の話題を提供したり、組織がマンネリ化することに待ったをかけたり、新しい活動方針に言及したりと、必ずしもお荷物的な存在ばかりではないと思います。
わがままな人をはじめ、一人ひとりの個性が特徴的であればあるほどメンバーは互いに刺激を受け合い、組織は活性化しつづけることができます。
そして、人の強みと弱みは表裏一体です。わがままな人に見られる特徴も、どこかでポジティブに発揮される場面があると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!
コメント