こんにちは。あなたの自分づくりをちょこっとサポート「しまらぼ」のしまもとです。
人間は社会的な生き物なので、日々誰かしらとコミュニケーションを取る必要があります。一方で、そのコミュニケーションの取り方には明確な個人差が見られます。
口数が多い人もいれば、少ない人もいます。そして、非常に口数が多い人はおしゃべりとも呼ばれ、その人物像は否定的にとらえられたりもします。
そこでこの記事では、おしゃべりをポジティブに言い換えながら、その人物像の新たな一面に迫ってみたいと思います。
おしゃべりとは
辞書によると、「おしゃべり」は以下のように解説されています。
口数の多いこと。口が軽いこと。また、そのさまやその人。
◆―関連情報―◆ おしゃべり / Weblio辞書
つまり、口数が多いので本来はしゃべってはいけないことがついつい口から漏れ出してしまうという様子ですね。
大事な秘密を守れないことがあるので、「おしゃべりな人」は若干の軽蔑を含めて使われるとのことです。
でも、「口数が多い」ってなかなかすごいことでもあります。なぜなら、人によったら何をしゃべったらいいのか、どうしゃべったらいいのか考え込んでしまうこともあるからです。
そんなことを一切考えず、次から次へとしゃべりつづけることができる点は、ちょっとした才能の持ち主のようにも見えませんか?
口数が多いことがもたらす強さの部分を、ぜひ次からの言い換え例を通して感じてもらえればと思います!
おしゃべりのポジティブな言い換え例6選
その1: 会話をつづける…
1つ目の言い換えは
会話をつづけることが得意な人
です。
コミュニケーション能力自体は多様な能力要素から構成され、その中の1つに「会話をつづける」があります。
一見簡単そうですが、絶えず話のネタを用意する必要があるので、これを苦手とする学生も少なくありません。
その点、おしゃべりな人なスムーズに話と話をつなげたり、話題がどんどん湧いてくるので会話が途切れる心配がない人、「頭の回転が速い人」ともいうことができそうです。
会話を終えるためには、相手側から『そろそろ時間なので…』と切り出さないといけない感じですね。
その2: 雑談力…
2つ目の言い換えは
雑談力に優れている人
です。
人間関係において大切なポイントは相手との距離感です。
離れすぎると意思の疎通が難しくなってしまいますし、近すぎてもお友達感覚になってしまい、ときに緊張感を生むことが難しくなってしまいます。
バランスの取れた距離間を保つために必要なのは、定期的に相手と適度なコミュニケーションを取ることといえます。そして、そのときに大きな力を発揮するのが雑談です。
何も深い話をする必要はありません。他愛もない話で十分です。おしゃべりの人は、そんな重要な役割を果たす雑談をスムーズに繰り出すことができる人といえますね。
◆ カテゴリー:コミュニケーション
その3: 本題にスムーズに…
3つ目の言い換えは
本題にスムーズに入ることができる人
です。
コミュニケーションの場では、雑談のような他愛もない話をするときもあれば、重要な本題について話し合う時もあります。
その際、いきなり本題に入るのではなく、最初は天気等のスモールトークから入り、近況を交換し合ったり、最近の世間の話題を話しつつ、徐々に本題に入っていく形を取ります。
そして、その本題への入りをスムーズに行うことができるのがおしゃべりな人ということです。雑談でその場を温め(ときに笑いを取り)、緊張をほぐしてから本題に入ることを得意としているはずですね。
その4: 誰とでも…
4つ目の言い換えは
誰とでもコミュニケーションを取ることができる人
です。
おしゃべりな人はとにかくコミュニケーションを取ることが好きです。その際、相手を選んだり、好き嫌いをしたりといったことが少ないです。多様な人物とのコミュニケーションを楽しでいるような様子ですね。
そのような人物は、実はチームのまとまり(一体感)を高めていくのに重要な役割を果たすことになります。一体感を高める鍵は、チーム内コミュニケーションの活性化です。
つまり、おしゃべりな人はチーム内の多様な人間関係をつなぐハブ的な存在になることができるといえますね。
◆ カテゴリー:コミュニケーション
その5: その場を賑やかに…
5つ目の言い換えは
その場を賑やかにすることができる人
です。
コミュニケーションの有無はその場の雰囲気に大きく左右されます。和やかであったり、ワイワイとした雰囲気のもとでは一人ひとりが活発に言葉を発していくことができます。
反対に、その場を預かる教師や上司がピリピリとしている場合は、「シーン」とした状態がつづいていくことになるでしょう。
そして、そんなコミュニケーションに適した雰囲気づくりに、おしゃべりな人は力を発揮していくことができます。特に沈黙を破る第一声を発することに抵抗がありませんので、自らの発言を呼び声に他のメンバーからの発言を促し、徐々にその場の温度を上げていくことができるはずですね。
その6: 情報収集能力…
最後、6つ目の言い換えは
情報収集能力に優れている人
です。
繰り返しますが、おしゃべりな人は多様な人物と活発にコミュニケーションを取ることができます。これは見方によっては、日々膨大な量の情報を収集しているということです。
また、ネット上にはない人伝えの情報も数多く含まれているので、それを知っていることで人よりも得をしたり、賢く行動できることもあるはずですね。
最近では、多くの人はスマホを通じて情報収集すると思いますが、ネット上にあるのは多くの人が知り得るそれほど価値の高くない情報です。
本当に価値の高い情報は、実際に人とコミュニケーションを取らないと得ることができない可能性があります。そしてそれを確実にゲットできるのは、おしゃべりな人なのではないでしょうか。
まとめ
最後に改めて、この記事で紹介したポジティブな言い換え例を一覧で示します。
- 会話をつづけることが得意な人
- 雑談力に優れている人
- 本題にスムーズに入ることができる人
- 誰とでもコミュニケーションを取ることができる人
- その場を賑やかにすることができる人
- 情報収集能力に優れている人
コミュニケーション能力はスキル・技能の一種なので、練習すればするほどその能力レベルを高めていくことができるものです。この場合の「練習」とはすなわち、人とコミュニケーションを取ることです。
そういう意味でいうと、おしゃべりな人は最も練習量が多い人の部類に入るはずです。つまり、「コミュニケーション上級者(社交的)=おしゃべりな人」という式が成り立つことになります。
なんだかちょっと、「おしゃべり」に対する見方が変わってきませんか?
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!
コメント