人と比べてしまうのをやめたい!そのクセを絶つために必要な5つのこと

自分づくりとストレス
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あなたのスマホには、毎日有名人や知り合い等の様子がSNSを通じて届けられていると思います。それを見てあなたはどのように感じますか?

『いいなぁ』と羨ましがったり、いまの自分と比較して少し気持ちが落ち込むこともあるかもしれません。

人と比べて気持ちがネガティブになってしまっている時についていえば、果たしてその時間って本当に必要でしょうか?

この記事では、人と比べてしまう理由とそのクセを絶つために必要なことについて解説していきたいと思います。

この記事を書いた人
しまもと

法政大学スポーツ健康学部准教授 / 工学部出身の心理学者 / 専門は自分づくりを支援するライフスキルコーチング / 大学では毎年300名以上の学生にスポーツ心理学をベースに自分づくりの授業を展開 / 自分づくりのコンテンツをより多くの人とシェアするべくブログ「しまらぼ」を開設

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なぜ人と比べてしまうのか

頻繁に人と比べてしまう人もいれば、ほとんど比べない人もいます。その違いはどこにあるのでしょうか?

それは一つに、興味・関心、意識のベクトルがどこを向いているのかが関係しています。

人と比べるのがクセになっている人はそのベクトルが自分の外側に向いていて、ほとんど人と比べない人はベクトルが常に自分の内側に向いているということです。

また、ベクトルが外側に向く人は必要なものを周り(他者)に求めようとするところがあり、その様子は「生活の軸が他人軸になっている」と表現することができそうです。

自分に必要なものを他者に求める他人軸の人は、当然、他者に関する情報がたくさん手に入るので、人と比べる回数も多くなってしまうという構図です。

 

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他人軸でいるとストレスを感じやすい

自分が欲するものを他人に求める場合、その対象となる他人は無数に存在しているため、延々といつまでたっても満足するものが見つからない可能性があります。

『もっといいものがあるかもしれない』『もっといい人がいるかもしれない』『もっと自分に合う会社(大学)があるかもしれない』等、際限なくつづいてしまうでしょう。

このような様子は青い鳥思考と呼ばれ、ストレスを生む考え方の1つとされています。ストレスを軽減していくためには、他人軸から自分軸へとシフトしていく必要があります。

 

カテゴリー:自分づくりとストレス

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「人と比べてしまう」クセをやめるために必要なこと

 

その1: SNSを見るのを控える

インスタグラムやフェイスブックといったSNSで発信される情報は、主にその人の強みの部分であるといえます。

  •  ○○なことをしました!
  •  ○○を食べました!
  •  ○○に行ってきました!
  •  ○○さんに会うことができました! など

やや斜めに見れば、あなたにマウントを取りにきているともいえるわけですね。そのような情報に常に触れていれば、誰でも気持ちが落ち込んできてしまうのではないでしょうか。

ヒトには強みと弱みの部分がありますが、他人の強みの情報を見聞きして湧いてくる感情は、尊敬や羨望、謙遜、劣等感、そして、場合によっては妬みや嫉妬です

劣等感ならまだしも、妬みや嫉妬まで湧いてきそうに感じたら、自分のためにも即刻、SNSからは距離を置いた方がいいですね。

 

その2: 人と比べてもあまり意味はないとの認識を強くする

結論からいうと、人との比較にあまり意味はないと思います。その最大の理由は、厳密には比較できないものを比較しようとしているからです。

あなたの近くにいる友人や同僚でさえ、あなたと性格も異なれば、興味・関心、価値観、育った家庭環境(家族構成)、積み重ねてきた経験など実に多様なものが違い、共通点を見つける方が難しいです。

そのような全く異なる人物を、あなたの比較対象にしてもいいのでしょうか。わかりやすくいえば、ネズミと象を比較してその大きさや食事量、走る速さ等を比べて一喜一憂しているようなものです。

厳密に比べようとするのであれば、その対象はあなたと全く同じ人間でなければなりません。それってつまり過去の自分ってことですよね。

 

その3: 過去と現在の自分を比較する

繰り返しますが、比較が実質的な意味を持つのは過去の自分と比べたときです。

例えば、1年前と比べて『知識やできることが増えているか』『実績を積むことができているか』『失敗は減らすことができているか』、これらはすべて過去の自分との比較です。

たとえ答えが『No』であったとしても、自分との比較なのでそんなに落ち込むこともありません。また、比較するのは1か月前でも、1週間前でも、そして、昨日の自分でもOKです。

昨日と比べて、『規則正しい生活を送ったり、バランスの取れた食事を取ることができたか』『ため息の回数を減らすことができたか』と振り返ることで、自分の小さな成長を実感することができると思います。

また、過去の自分と比較をしている時は、意識のベクトルは確実に自分に向いているはずです。

 

その4:「人と比べてはいけない」と強く思わない

よく『人と比べてはいけない』といわれますが、それってかなり無理な注文ではないでしょうか。

街中では多くの人とすれ違い、オンライン上ではSNSの情報が活発に飛び交っているわけですから、どうしても比較をしてしまうのが常ではないでしょうか。

ただ、だからといって『人と比べてはいけない』と強く思うのは逆効果になる可能性が高いです。

これは緊張時の様子と似ています。『緊張してはいけない!』と心の中で思うほど交感神経が優位となり、結果として緊張の程度はますます高まってしまうといわれています。

なので、『人と比べてはいけない』と思うほど、周囲に対して意識が強く向いてしまい、ますます人との比較が止められないという状況になりかねません。

ではどうすればよいか。方法の1つとしては、自分の意識(興味・関心)を他人からそれ以外のものに上手くシフトさせ、気が付いたら人との比較が止まっていたという状況を作り出していくというものです。

言い換えれば、人との比較がクセになっている自分を自分で騙すといった感じですね。詳細については、後述の「その5」を確認してみてください。

 

その5: いまやるべきことを明確にする

人と比べてしまうということは、そこに比べる時間がある、気持ち的に余裕があるということです。

そのような余白の部分が多すぎると感じるのならば、自分がいまやるべきことを明確にしていくことが大切になります。

具体的には、何か心惹かれる目標を設定して、それが達成された状態から段階的に現在まで逆算していき、いま取り組むべきことを明確にしていくという流れです。

人は何ら目標がないとき、1日の時間と労力を自由にいろいろなことに使っていくことができます。人と比べるもまさにその1つだと思います。

一方、達成を強く望む明確な目標がある場合は、1日のエネルギーのほぼすべてを目標達成のためにつぎ込んでいくことができます

当然のことながら、達成に向けた活動の最中は「人と比べる」の意識は微塵もありません。

ただ、この方法の難しさは、達成を強く望む目標を設定することができるかという点にあります。

人と比べてばかりの人は他人軸になってしまっている可能性があり、その背景には『こんなはずじゃなかった』『何か違う』といった現状に対する強い違和感があります

その状況を打破するためには、自分が本当に望んでいることを時間をかけて考え、その答えを自分自身で主体的に導き出していく必要があるでしょう

そう簡単には答えは出ないかもしれませんが、遠回りのようでもそれが一番確実な方法です

それができてしまえば、『どうすれば確実に目標を達成できるのか』と本人の思考は一気に活性化し、1日1日の目標や課題も明確にしながら、達成に向けて全力で駆け抜けていくことができるはずです。

 

カテゴリー:自分づくりの多様な視点

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人と比べるのがプラスに働くとき

一つは性格面の比較を通して自分の独自性を認識できるとき、もう一つはライバルといった立場の近い人物との比較から、刺激を受けてさらにやる気を高めていけるときです。

私ももう四十代半ばですが、同年代の方の活躍を見聞きすると、自分ももっと頑張ろうという気が湧いてきますね。

でも、比較を通して気持ちの落ち込みを少しでも感じてきたら、すぐにその情報から目を離して、自分のやるべきことに集中するようにしています。

 

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まとめ

この記事で紹介した「人と比べてしまう」クセをやめるために必要なことを一覧で示します。

  •  SNSを見るのを控える
  •  人と比べてもあまり意味はないとの認識を強くする
  •  過去と現在の自分を比較する
  •  「人と比べてはいけない」と強く思わない
  •   いまやるべきことを明確にする

 

最後に時間の使い方に関して、あなたのいまこの瞬間の時間は、あなたの命の時間であるともいえます。普段、あまり意識することは少ないかもしれませんが、命ある時間は有限です。

その限りある時間を、あなたはどのように使っていますか?もし、人と比べて気持ちを下げてばかりいるとしたら、その時間の使い方は再考の余地が十分にありそうですね。

そんなあなたの大切な時間を使い、最後まで読んでいただきありがとうございました!


 

この記事ではねんど130さんによる素材をしています。

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