こんにちは。あなたの自分づくりをちょこっとサポート「しまらぼ」のしまもとです。
強み・弱み、長所・短所、得意・不得意等の言葉があるように、人は誰しも「自信がある」部分と「自信がない」部分を持っています。
そしてできるものなら、後者の部分を少なくしていきたいですよね。
そこでこの記事では、「自信がない」をポジティブに言い換えながら、そのような部分を減らすお手伝いをさせていただければと思います!
自信がないとは
「自信がない」を考える前に、まず「自信」について改めて辞書で確認してみましょう。
自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。
◆―関連情報―◆ 自信 / Weblio辞書
この「自信」の意味を踏まえていうと、「自信がある」は自分への評価が高いこと、「自信がない」は自分への評価が低いとして理解することができます。
特に後者についていえば、周りから見ると自信がありそうでも、当の本人は自信がないと感じていることがあります。
なぜ、そのようなことが起こるのか?それは自分を評価する基準は人それぞれ違うから。
評価が厳しい人もいれば甘い人もいます。そして、自信がないと感じている人は、総じてその自己評価が厳しい可能性があります。
この記事では、そんな自分に厳しい人、真面目な人に「自信がない」のポジティブな言い換え例を8つ紹介していきます。
それら言い換え例を通して、自分への見方が少しでもマイルドになっていただければ幸いです!
自信がないのポジティブな言い換え例8選
その1: 自己分析が…
1つ目の言い換えは
自己分析ができている
です。
自己分析とは自分の強みや弱みをはじめとした、自己のさまざまな特徴について客観的に理解を深めていく作業です。
自己分析は進学時や就活時など、人生の節目節目で行われるもので、自分が心から望む進路を実現していくために必要なものとなります。
その点、自信がない人は自分の現状についてある程度自己分析ができているといえます。現状を把握することで、そこを起点として目標設定を行うことができます。
さらに、自己分析は自己理解にもつながるものです。自己理解を深めるためには自分について考える時間を確保する必要があります。
「自信がない」と感じる瞬間は、自分について考えているということです。その時間を日々積み重ねていくことで、価値ある自己理解を深めていくことができますね!
◆ カテゴリー : 自己理解
その2: 自分の弱さと…
2つ目の言い換えは
自分の弱さと向き合うことができている
です。
人は本能的には弱い生き物なので、自分の弱さとはなかなか向き合えないものです。ですが、自信がないと感じる瞬間は、その弱い部分と真正面から対峙することができています。
自分の弱さと向き合うためには強いこころが必要です。なので、強いこころを発揮しながら自分の弱さを実感するという、なんとも不思議な状態ともいえますね。
その3: 理想の自分の…
3つ目の言い換えは
理想の自分の姿を思い描いている
です。
「自信がない」とは現状の自分に対する自己評価です。現状と何かを比べ、そのギャップが大きいほど、自信がないと感じる程度も大きくなってしまうという構図です。
その何かとは理想の自分の姿です。理想が高い人ほど、自信がないと感じることも多くなってしまいます。
つまり、常に100点満点を目指そうとする完璧主義の人ほど、頻繁に自信がないと感じている可能性があります。
ただ、理想の姿を持つこと自体は何ら悪いことではありません。向上心があることの表れでもありますよね!
◆ カテゴリー : ストレス
その4: 自身の成長時に…
4つ目の言い換えは
自身の成長時に大きな喜びを感じられる
です。
人は自分が成長することにこれ以上ない喜びを感じます。その感じる程度は、既に自分に自信がある人よりも、自信がないと感じている人の方が断然大きくなります。
つまり、自信がない人は、自分の成長に大きな喜びや快感を得ることができる人です。なので少しでも成長を実感できたら、加速度的にそれが進んでいき、一気に自信がない状態を卒業できる可能性があるということです。
そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか?
その5: 人に親近感を…
5つ目の言い換えは
人に親近感を与えることができる
です。
人は誰もが自分に自信がない部分を持っています。なので、自信がないと感じる人は人に親近感や安心感を与えることができます。
つまり、周囲の人との円滑な人間関係の構築においては、「自信がない」はプラスに作用することが期待されます。
自信がない人たちが協力し合いながら、ともに成長していける姿が理想的ですね!反対に足の引っ張り合いだけは避けていきたいところです。
◆ カテゴリー : コミュニケーション
その6: 自己開示が…
6つ目の言い換えは
自己開示ができている
です。
上で述べた、人に親近感を与えることができるのは、相手に「自信がない」と自己開示をするからです。
自己開示された側は、相手に対する警戒心が和らぐとともに、今回の場合であれば親近感も感じることができるという構図です。
また、自己開示には返報性の原理が働きますので、「自信がない」という自己開示は、同様に相手からの自己開示を引き出す効果があります。
つまり、『実は私も○○については自信がないんだよね』と返される可能性があるということです。
このような自己開示を繰り返すことで相互理解が深まり、相手との仲はどんどん深まっていきます。これが自己開示には親密な人間関係を促進する効果があるといわれる所以です。
「自信がない」は相手に弱音を吐いているようにも見えますが、理想のコミュニケーションの形である自己開示としても位置づけることができます。
◆ カテゴリー : コミュニケーション
その7: 協調性が…
7つ目の言い換えは
協調性がある
です。
自信がない人は周りの人と協力しようとします。それはなぜか?繰り返しますが自分に自信がないからです。自信がないので単独で行動することは控え、人と力を合わせながら事に当たろうとします。
日本人が全体としての和や周囲との協調を大切にするのは、みんな自分に自信がないからかもしれませんね。。
その8: 謙虚で…
最後、8つ目の言い換えは
謙虚で控えめである
です。
「自信がない」の対極にある「自信がある」は、望ましい状態ではありますが、それが行き過ぎると自信過剰となり、傲慢な態度を通して自らの印象を下げることになってしまいます。
私たち日本人の多くは謙虚に振る舞うことをとても大切にしています。ですが、謙虚でいつづけることは実はなかなか難しいです。謙虚さと傲慢さは常に紙一重だからです。
その点、自信がない人は謙虚さをキープするのに適した特徴を持っています。
自信はまだありませんが、みなさんのお力を借りて頑張ります!
と意気込みを述べることができればなおいいですね!
◆ カテゴリー : 行動する・習慣
まとめ
最後に改めて、この記事で紹介したポジティブな言い換え例を一覧で示します。
- 自己分析ができている
- 自分の弱さと向き合うことができている
- 理想の自分の姿を思い描いている
- 自身の成長時に大きな喜びを感じられる
- 人に親近感を与えることができる
- 自己開示ができている
- 協調性がある
- 謙虚で控えめである
「自信がない」は自分への評価が低いために感じるものです。自分への評価を低くしているのはあなた自身。つまり、自信がないと決めつけているのはあなた自身ということです。
自己分析ができて、自分の弱さと向き合えて、理想の自分像を持っていて、自己開示ができて、協調性があって、まだまだありますが、そんな魅力的な自分にこれからも厳しくしていきますか?
今よりも自分に優しくできて、自分を受け入れることができたとき、「自信がない」という気持ちはどこかにいってしまっているかもしれません。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!
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