こんにちは。あなたの自分づくりをちょこっとサポート「しまらぼ」のしまもとです。
ドラマでも映画でも、主人公たちが果敢にピンチを乗り越えることで、見る側はハラハラ・ドキドキ、盛り上がっていきます!
でも、自分事ではなるべくそのようなピンチは避けていきたいところ。たとえ「ピンチはチャンス」と言われていてもです。
そこでこの記事では、ピンチをポジティブに言い換えながら、そこにあるといわれるチャンスの様子について迫っていきたいと思います!
ピンチとは
辞書によると、「ピンチ」は以下のように解説されています。
追いつめられて非常に苦しい事態。危機。窮地。苦境。
◆―関連情報―◆ ピンチ / コトバンク
言い換えれば、ピンチとは何らかの不利益やダメージを被る一歩手前の状態であるということですね。そこでは相当なプレッシャーがかかるでしょうし、ストレスも半端ないかもしれません。
ただ、ピンチのときは追いつめられて非常に苦しいわけですが、その場で何もできないというわけではありません。
その時に本人がどのように行動するかで状況は180度変わることもある、つまり、ピンチがチャンスになるかはその行動にかかっているということです。
この記事ではピンチのポジティブな言い換え例を6つ紹介していきます。それらを通して、ピンチに潜むチャンスの様子を少しでも感じてもらえたら幸いです。
ピンチのポジティブな言い換え例6選
その1: 集中力が…
1つ目の言い換えは
集中力が極限に高まるとき
です。
ピンチのときは目の前の状況に否が応でも意識が向き、集中力はみるみる高まっていきます。日頃、集中力がないといわれる人でも、物事に集中するとはどのような様子かを強く実感できるのではないでしょうか。
また、集中力が高まることで、この後につづく言い換え例の様子が体現されていくといっても過言ではありません。
その2: 問題解決…
2つ目の言い換えは
問題解決力を高められるとき
です。
この能力をより具体的に表現すれば、目の前の難局を切り抜けるための最善の選択肢を迅速に見出すことができる力です。
そのためには、頭をフル回転させながら考えられる選択肢をすべて出し切り、その効力を一つひとつ検証していく必要があります。
これは思考力や考える力が存分に発揮されている様子ともいえますし、この様子の対局にあるのが思考停止の状態といえます。
◆ カテゴリー : 考える
その3: 助けを…
3つ目の言い換えは
助けを求める練習となるとき
です。
周囲に助けを求める様子は、一見簡単そうですが誰もがスムーズに行えるわけではありません。プライドが邪魔したり、周りへの恥ずかしさがそのような行動を抑制してしまうことがあるからです。
中には『人に助けを求めてはいけない』という非常にストイックで自立心の強い方もいるかもしれません。
ただ、「助けを求める」もれっきとしたコミュニケーションスキルの1つです。社会生活に必要な対人的なスキル全体を高めていくためにも、ピンチの状況を積極的に活用していきたいですね!
◆ カテゴリー : コミュニケーション
その4: 自分の全力を…
4つ目の言い換えは
自分の全力を知ることができるとき
です。
ところで、あなたは自分の全力がどのような様子か明確にイメージすることができますか?
よく政治家の方が『全力で取り組みます!』といわれますが、その様子を確実に遂行するためには、全力で頑張る様子を客観的かつ正確に把握しておく必要があります。
その点、ピンチの時の行動の様子は自らの全力そのものです。なぜなら、ピンチの状態を脱するためには、自分の能力をすべて出し切る必要があるからです。
そういう意味でいうと、全力とは自分から出そうとして出すことができるものではなく、必要に迫られてはじめて出すことができるものなのかもしれませんね。
また、自らの全力を知るというのは、自分を知るという自己理解の中でも貴重な側面ではないでしょうか。
◆ カテゴリー : 自己理解
その5: 自信を…
5つ目の言い換えは
自信を高められるとき
です。
全力を発揮して見事、ピンチを乗り越えることができた人は、自分自身を信じる力でもある自信を身につけることができます。正確にいえば、自分の能力に対する自信です。
これまでに経験したピンチ以下のことであれば問題なく対応できるわけですから、どっしりと事に向き合える姿勢も形成されてきそうですね。
◆ カテゴリー : メンタル
その6: 人として…
最後、6つ目の言い換えは
人として大きく成長できるとき
です。
ドラクエ等のロールプレイングゲームでは、主人公はモンスターとの戦闘の経験を積むことで徐々にレベルアップすることができます。
これと構図としては私たちも同じで、さまざまな経験を積むことで人としてレベルアップすることが可能です。
そのように考えると、そう多くない非日常の体験であり、かつ全力での対処が必要なピンチを乗り越えることで、私たちは人として大きく成長していくことができます。
その時は大変に感じるかもしれませんが、ピンチを乗り越えようとする経験・乗り越えた経験はこの先の人生において、決して無駄になるものではないでしょう。
ピンチそのものは、あなた自身の成長を加速させてくれる神様からのプレゼントなのかもしれません。
まとめ
最後に改めて、この記事で紹介したポジティブな言い換え例を一覧で示します。
- 集中力が極限に高まるとき
- 問題解決力を高められるとき
- 助けを求める練習となるとき
- 自分の全力を知ることができるとき
- 自信を高められるとき
- 人として大きく成長できるとき
ひとつ大切なことを補足すると、6つのポジティブな様子はピンチの状況になっても決して諦めないで、それを果敢に乗り越えようとすることで体現されていくものといえます。
スポーツでよくいわれるように、諦めたらそこで試合終了です。せっかくのチャンスを自分から辞退しているようなものです。
ピンチが訪れるのは、あなたにはその困難な状況を乗り越える力が実は備わっているから。ピンチを通してその力をさらに伸ばすチャンスが与えられています。
そのように考えると、ピンチも『どんとこい!』の心境になりませんか?
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!
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