こんにちは。あなたの自分づくりをちょこっとサポート「しまらぼ」のしまもとです。
めんどくさがりの人って、やらなければならないことを後回しにしてしまい、最後にバタバタと対応する様子ですよね。このような姿は子どもから大人まで共通するものです。
つまり、子どもから大人に向けて成長するにつれ、必ずしも改善されるわけではないものといえます。多くの人にとってこの特徴は、ネガティブなイメージが強いのではないでしょうか?
『自分はめんどくさがりだ…』と感じることは、セルフイメージを低下させてしまうおそれがあるということです。
そこでこの記事では、めんどくさがりを可能な限りポジティブに言い換えながら、そのイメージアップを目指していきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いいただけるとうれしいです!
◆ カテゴリー:自己理解
めんどくさがりとは
辞書によると、この言葉は主に以下のように解説されています。
何事も面倒だと考える傾向にある人。
◆―関連情報―◆ めんどくさがり / Weblio辞書
なんかそのまんまなので、以下の説明も追加させていただきます。
手間や困難さを考えて、気が進まず何もしない人。
◆―関連情報―◆ 「めんどくさがり」の意味 / Meaning Book
以上をまとめるとめんどくさがりとは、あることを行う前にその手間や困難さをいろいろと想像し、それにより行動が止まってしまう・停滞してしまう人ということです。
ただ、私が違和感を覚えるのは、最初の説明にあった「何事も…」の部分です。本当にそうでしょうか?
確かにどんなことも面倒に感じる人もいると思いますが、すべての人がそうではないはずです。私がそのように感じるを訳を、以下の言い換え例から確認してもらえればと思います。
めんどくさがりのポジティブな言い換え例6選
その1: 好きなこと…
1つ目の言い換えは
好きなこと・やりたいことが明確な人
です。
あることを『めんどくさい…』と感じるということは、それに全くまたはほとんど魅力を感じないということです。
さらにいえば、「○○」と比べて全然魅力的ではないといった感じです。そしてその「○○」というのは本人が好きなこと・やりたいことであり、いま夢中で取り組んでいるものということになります。
このような見方に立つと、めんどくさがりは何事も面倒と考えているわけではないことがわかります。『これやりたーい!』といったものがあるからこそ、それとの比較から他のものがめんどくさく感じてしまうという構図ですね。
その2: 無理をせず…
2つ目の言い換えは
無理をせず、体調管理ができている人
です。
めんどくさがりは、面倒と思うことを詰め込んでやろうとはせず、『明日やろー』といった感じで後回しにします。ちょっとだらしない印象も受けますが、体力的には無理のない運用ができているといえます。
日本人には何でも完璧にやろうとする傾向の人が多いといわれますが、その中でもめんどくさがりは、丁度良い頑張りができているということですね。
◆ カテゴリー:ストレス
その3: 人に寛容的に…
3つ目の言い換えは
人に寛容的に接することができる人
です。
自分に厳しい人は、人にも厳しく接しようとします。例えば、完璧主義の人は相手にも完璧を求めようとするといった感じです。
その点、めんどくさがりは面倒をことを後回しにするなど、結構自分に甘いところがあります。そしてそれは、他の人への甘さというように、寛容的な態度として発揮されることになります。
また、人に寛容的に接することができる人は、相手にも寛容的に扱ってもらえます。めんどくさがりの特徴は、円滑な人間関係の構築においてはプラスに機能していきそうですね。
その4: 意思の強さで…
4つ目の言い換えは
意思の強さで状況を打開していける人
です。
めんどくさがりはあることを先延ばしにしたり、後回しにしたりするわけですが、最終的にそれをやらないというわけではありません。
最後の最後には、覚悟を決めてそれに取り組みます。その覚悟を決めて取りかかるとき、ものすごい意思の強さが必要だと思いませんか?
わざわざ時間をかけて、嫌だと思う気持ちを増幅させてからそれに取りかかるわけですから、相当な意思の強さが必要なはずです。
そんな精神的な強さを持っているなんて、当の本人はそこまで認識していないのでは!?
◆ カテゴリー:メンタル
その5: メリハリを…
5つ目の言い換えは
メリハリをつけて活動できる人
です。
めんどくさがりは、やりたくないと思ったことは徹底的にやらず、後回しにします。中途半端にやるといったことはしません。ですが、覚悟を決めて一度『やる!』と決めたことには徹底的に取り組みます。
つまり、めんどくさがりの人はメリハリがあるということです。やることは徹底的にやる!億劫に感じることは何もやらない!といった感じですね。
ダラダラと活動することが少ないので、「限られた時間を有効に使うことができる人」ともいえそうです。
その6: ここぞという時に…
最後、6つ目の言い換えは
ここぞという時に高い集中力を発揮できる人
です。
めんどくさがりの活動の様子はとってもシンプルです。好きなこと・やりたいことには全力投球。めんどくさいと思うことはとことんやらない。可能な限り後回しにします。
つまり、めんどくさがりは1つのことに対して注意や意識、思考、エネルギーを最大限注いでいくことが可能です。それは高い集中力を発揮できるということですね。
複数のことを同時に進めようとすると、どうしても意識やエネルギーは分散してしまいます。1つのことに集中していくためには、優先順位を考えてやるべきことを横ではなく縦に並べていく必要があります。
そしてその最後尾に位置づくのは、もちろん、本人が心からめんどくさいと感じることです。
まとめ
最後に改めて、この記事で紹介したポジティブな言い換え例を一覧で示します。
- 好きなこと・やりたいことが明確な人
- 無理をせず、体調管理ができている人
- 人に寛容的に接することができる人
- 意思の強さで状況を打開していける人
- メリハリをつけて活動できる人
- ここぞという時に高い集中力を発揮できる人
部活動でスポーツに取り組む子の中には『勉強が苦手』という子が少なくありません。その原因の1つは、限られた時間を勉強よりもスポーツに割いているからでしょう。
中には勉強をめんどくさいと感じる子もいるはずです。それも当然です。勉強よりもスポーツの方が魅力的だからです。
ただ、勉強を後回しにしてしまう自分を後ろめたく思う必要は一切ありません。めんどくさいと思うのは、勉強以外に心から好きなこと・やりたいことが明確にあることの裏返しだからです。
そして最終学年での活動を終えた後、生活の中心が勉強にシフトした暁には、驚くほどの集中力で遅れを挽回していくことができるはずですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!
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