こんにちは!あなたの自分づくりをサポート「しまらぼ」のしまもとです。
人生100年時代といわれるいま、一度きりの人生を後悔の無いものにする方法の1つは、やはり目標を持つことです。
この記事では、種々の目標の中でも最もスケールの大きな人生の目標に着目し、その見つけ方について述べていきたいと思います。
人生の目標とは
長いようで短い人生をこれからどのように進んでいくのか、その道しるべとなるものが人生の目標です。
それは人生の軸ともいえるもので、その揺るがない軸が明確であればあるほど、自分の人生について迷うこともブレることもなく、自分自身を見失うこともないと思います。
といっても、数年先の予測も難しい現代においては、明確な人生の目標を立てている人は少数なのではないでしょうか。
繰り返しますが、人生の目標は種々の目標の中でも最もスケールが大きく、かつ長期的な展望のようなものです。
ある程度人生を歩んできた人でしか、なかなか見つけることができないものかもしれません。
人生の目標のとらえ方
といっても、ある程度長期的なものであれば、人生の目標は人それぞれ自由であっていい思います。
例えば、10年単位で人生の目標を設定することも可能ですし、人生を前期・中期・後期と3段階に分け、その各々で人生の目標を設定する形でもOKでしょう。
もちろん、1つの壮大な目標を掲げ、それに己の人生をかけていく形もアリです!
要は自分に合ったスタイルで、自分が心の底から実現したいと願う目標を立てていくことが一番大切だと思います。
人生は10年あれば大きく変わる
『壮大な人生の目標なんてわからない』という人は、まずはこれから10年間にわたる目標を考えてみてはどうでしょう。
10年もあれば、あなたの人生は大きく変わる可能性があります。「いまの職業と全く異なる職種に就き、より生き生きと活躍している」ということも十分に考えられます。
これは10年後に実現したい「人生の目標」を明確に掲げ、その実現に向けて努力を継続できた場合の話です。
現在、私は大学教員としてスポーツ系の学部に所属していますが、周りには元アスリートという教員の方が少なくありません。他大学においても、そのような教員の方を数名は知っています。
これらの方々は、おそらく現役の頃はまさか自分がこの先大学の教員になるとは思いもよらなかったと思います。ですが、10年あれば人生は大きく変えていくことができます。
もちろん、新たなキャリアを築いていくためには、一定期間努力を継続する必要がありますが、人生の目標が明確であれば、必ずその期間を乗り越えていくことができるでしょう。
あなたの10年後のイメージはどのようなものですか?
人生の目標の見つけ方
人生の目標を見つけるヒントは、あなたの幼少期の頃に見つけることができます。それは自分にとっての憧れのヒーローです。
男の子・女の子ともに、小さい頃はテレビアニメ等に登場するヒーローが大好きです。そのカッコよさに憧れ、自分もヒーローになりたいと容姿や振る舞いを熱心に真似します。
もう少し大きくなり児童期に入ると、その憧れの対象は実在のスポーツ選手等になってきます。
ことスポーツに関していえば、子どもたちが時に勉強以上に熱心にスポーツに取り組める理由の1つは憧れのスポーツ選手がいるからです。それはこれから始まる人生の目標ともいえるものでしょう。
第一線で活躍するスポーツ選手、消防士、お医者さん、学校の先生など、自分にとってのヒーローを見つけ、自分もそのような存在になりたいと強く思うことで、子どもたちはそれを人生(序盤)の目標にしていきます。
また、そのようなヒーローは過去の偉人でもいいわけですね。私も思春期の頃、細菌学者の野口英世の生き方に感銘を受け、野口氏のように努力できる人間になりたいと強く思いました。
また、大学院修了後、なかなか正規の職に就けなくて苦しい日々を送っていたときは、NHK連続テレビ小説で放送された「ゲゲゲの女房」を見て、漫画家・水木しげるの生き方に勇気づけられたところがあります。
子どもたちに限らず私たち大人も、自分にとってのヒーローが見つかることで、『私もその人物のような生き方がしたい!』という強い想いが内から湧いてきます。
そしてそれは、揺るぎない人生の目標になっていくはずですね。
◆―関連情報―◆
野口英世 / Wikipedia
人生の目標を見つけるために
自分にとってのヒーローは、過去の歴史上の人物やこの現代においても見つけることができるはずです。若い年代の方では、サッカーの本田圭佑選手の生き方に惹かれる人も多いのではないでしょうか。
また、最近ではSNSを通じてさまざまな方々と手軽に交流ができるので、影響を受ける人物と巡り合える可能性も高まっています。
一方で、SNSの活用からはある心理的な弊害も見られています。それは「人と自分とを比べて自信を無くしてしまう」というものです。
なぜそのような結果になってしまうのか。それはSNSから知り合える人物は自分と距離が近い人物が中心となってしまうからではないでしょうか。
「距離が近い」を具体的にいえば、興味・関心や能力的な部分ということになります。反対に自分との距離が遠い人物は、比較対象というよりは憧れの存在や目指すべき目標になっていきます。
そのため、人生の目標を見つけようとするなら、手軽なSNSよりも国内外における過去や現在の偉人に注目していく方がいいと思います。またその際、自分の価値観や人生観を改めて明確にしておく必要もありますね。
人生の目標を見つける作業は、自己理解を深める作業ともいえます!
◆ カテゴリー:ストレス
まとめ
『大きくなったら何になりたい?』は、言い換えれば『あなたにとっての憧れのヒーローは誰だれ?』と聞いているようなものです。
大人になるにつれて、自分にとってのヒーローを見失っていませんか?素晴らしい業績を達成された偉人といわれる方々も、きっと自分にとってのヒーローが心の中にいたと思います。
人生の目標を見つけるためには、SNSからの表面的なプライベート情報よりも、一人ひとりの生き方に直に触れることが大切です。そのためにはやはり、対面でのコミュンケーションが欠かせないですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!
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