できないをポジティブに言い換え【例文7選】無理!を上書きする表現方法

多様な能力・視点
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こんにちは。あなたの自分づくりをちょこっとサポート「しまらぼ」のしまもとです。

ついつい、『○○ができない』と言ってしまいますよね。しかも反射的に口から出てしまう時は、それが口癖になっている可能性があります。

普段使う言葉は、思った以上にあなたに影響を及ぼしています。なので、なるべくポジティブな口癖を増やしていきたいですよね。

この記事では、「できない」のポジティブの言い換え例について述べていきます。「『できない』をよく使っているかも…」と思われた方は、ぜひ最後までご覧になってみてください!

この記事を書いた人
しまもと

法政大学スポーツ健康学部准教授 / 専門は自分づくりを支援するライフスキルコーチング / 20年以上、自分づくりのプログラムと研究に没頭する変わり者 / 石川県七尾市の鵬(おおとり)学園高校普通科にて2024年度から始まったライフスキルの授業の取りまとめを行う

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できないとは

辞書によると、「できない」は以下のように解説されています。

  実施・実現が難しい、または不可能であること。

関連情報 できない / Weblio辞書

 

「不可能である」という表現からも、かなり強めの否定的な言葉ですね。

ただ、『できない』『できない』と連呼したり、あらゆるシーンで多用してしまうと、それは聴覚を通じて認識されつづけ、できない自分というイメージづくりにつながってしまいそうです。

そうなってしまうと、困難に直面したとき、本当は頑張ればできるのに『できない!』と反射的に発してしまうことになります。

例えば、運動・スポーツの練習場面であれば、「運動はできない」「スポーツはできない」というセルフイメージが強い人は、1回上手くいかなかっただけですぐに『できない!』と口にしてしまいます。

それってちょっともったいないですよね。

仮に何かできなかったとしても、『できない。。でも、○○○』と、後ろにポジティブな受け止め方を付け加えることができるといいですね。

この記事では、その○○○に入る前向きな表現を、「できない」をポジティブに言い換えながらご紹介していきます。

 

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できないのポジティブな言い換え例7選

その1: 伸びしろ…

1つ目の言い換えは

 伸びしろであることがわかった

です。

あなたは幼少期からここまで、できないことを一つひとつできるようにして成長していきました。その形自体はこれからもずっと変わらないはずです。

そのように考えると、『できない!』と感じることは伸びしろであるということです。

 

その2: できないことが…

2つ目の言い換えは

 できないことがわかった

です。

「その1」の言い換えに似ていますが、これは方法論に関しての前向きな言い換えです。つまり、既存の方法ではできないことが分かったため、別の方法を検討する必要があるということ。

これは作業の停滞のように思えますが、実質的には前進しているといえます。また、できないことが分かるまでの時間が早ければ早いほど、時間を効率良く使うことができたとも評価できますね。

 

その3: それだけ「できるようになりたい!」と…

3つ目の言い換えは

 それだけ「できるようになりたい!」と思っている

です。

人は自分にとってどうてもいいことは、たとえできなくてもなんとも思いません。つまり、「できない!」と強く思うことは、それだけそれが自分にとって大事であるということの裏返しです。

なので、後にそれができるようになったときの喜びは非常に大きなものになるはずですね。

その4: 人に親近感を…

4つ目の言い換えは

 人に親近感を与えられる

です。

「○○ができない」という悩みは、時に人に親近感を与えることができます。人は外見からはなんでもできそうに見えてしまいますが、実際は同じような悩みを抱えている場合が多いからです。

できないという弱みの開示は、共通の悩み(話題)を通して相手に親近感を与え、さらには親密な人間関係の形成にもつながっていくことが期待されますね。

 

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その5: できない人の…

5つ目の言い換えは

 できない人の気持ちがわかる

です。

○○ができない…は辛く時に悲しいものですが、そのような気持ちは同様にできないを経験した人も感じるものです。

つまり、先にそのような気持ちを経験したあなたは、同じく「できない」を経験する人の気持ちが理解できますし、その気持ちに寄り添ってあげることができます。

そのような共感的で温かな対応ができる人は、良好な人間関係を構築していくことができるはずです!

そういう意味では、多くの子どもたちを導いていく学校の先生や会社の上司の方ほど、「できない」をたくさん経験されておいた方がよいかもしれませんね。

その6: できない時間が長いほど…

6つ目の言い換えは

 できない時間が長いほど、大きな達成感につながる

です。

できるようになる(目標が達成される)までの時間は、できた瞬間に達成感を爆発させるための充電期間のようなものです。

できないと感じる瞬間は歯がゆさやじれったさはありますが、できない時間が長ければ長いほど、できた瞬間により大きな達成感につながるはずです!

例えば、サッカーの試合でゴールが決まった瞬間に、選手たち・観衆が一斉に喜びを爆発させるのは、なかなかゴールに入らない(できない)というじれったさの反動によるものでしょう。

なんでもすぐにできてしまうと味気ないものです。できないという時間も楽しむことができたら、人生はより有意義なものになりそうですね。

 

その7: 必ず前より…

最後、7つ目の言い換えは

 必ず前より一歩前進している

です。

例えば、トライして「できない」を100回繰り返せばできるようになることがあるとします。すると、1回のできないは、前向きに評価すれば間違いなく1歩前進です。

また、できないを通して従来のやり方では難しいことがわかったり、自分の価値観がわかったり、できない人の気持ちがわかるようになったりと、多くの得られるものがあります。

成功の定義は人それぞれ異なりますが、1回のできないは紛れもなく成功体験であるといえるのではないでしょうか。変な言い方ですが、できないでラッキーです!

 

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まとめ

この記事では、「〜ができない。。でも、○○○」の「○○○」に入るポジティブな言い換え例についてご紹介しました。最後にもう一度、〜ができない。。

でも、伸びしろであることがわかった!

でも、できないことがわかった!

でも、それだけ「できるようになりたい!」と思っている!

でも、人に親近感を与えられる!

でも、できない人の気持ちがわかる!

でも、できない時間が長いほど、大きな達成感につながる!

でも、必ず前より一歩前進している!

 

ハイハイを経て、二足歩行を練習する幼少期の頃は、たとえできなくても落ち込む様子は一切見られません。一心に「早く歩けるようになりたい!」という表情をしています。

そのような溢れる向上心があるのは小さな頃だけでしょうか。「できない」という気持ちを吹き飛ばす前向きさの形成に、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!

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