こんにちは。あなたの自分づくりをちょこっとサポート「しまらぼ」のしまもとです。
学生から社会人になるにつれ、『忙しい』が口癖になっている今日この頃。
私に限らず、おそらく多くの日本人が多用している言葉である「忙しい」のイメージは、ネガティブ、ポジティブでいうとどちらですか?
この記事では「忙しい」をポジティブに言い換えながら、この言葉が持つプラスの意味を探っていきたいと思います!
忙しいとは
辞書によると、「忙しい」は以下のように解説されています。
多くの用事に追われて暇がないこと。
◆―関連情報―◆ 忙しい / Weblio辞書
「追われている」ということは、それら多くの用事(課題)には期限あるということです。つまり、いついつまでにやらなければならないことを一度にたくさん抱え、心理的にも時間的にも余裕がない状態が「忙しい」ということですね。
このような状態は仕事場面に限らず、私生活の面でも発生することがあります。また、期限があることでプレッシャーを感じることもあるでしょう。
多くの課題を順々にこなしていければいいですが、そうでない場合はストレス反応に晒され、体調を崩してしまうことも。そのため、「忙しい」という言葉からはネガティブなイメージを強く受けてしまうかもしれません。
一方で、注意深く観察してみると、私たちは忙しいという状態から、充実感や満足感、達成感といった快感情を得ることができるのもまた事実です。
そこでこの記事では、「忙しい」をポジティブに言い換えながら、目が回る多忙な状態のイメージアップを図っていきたいと思います!
忙しいのポジティブな言い換え例6選
その1: 充実…
1つ目の言い換えは
充実しているとき
です。
例えばこれから1時間、何も作業をしないで過ごすということを想像してみてください。ただひたすら、時間の経過を待つといった感じです。
私もある場面でこれと同じようなことを経験していますが、これがなかなかしんどいです(汗)。この時ほど、時間の経過を遅く感じることはありません。
このことを知っていると、やることに追われて忙しく過ごすというのは、大変な反面、時間の使い方としては非常に充実していると感じることができますね。
その2: 自己理解を…
2つ目の言い換えは
自己理解を深められるとき
です。
忙しいときほど、自分という人間の特徴が表出していくときではないでしょうか。余裕がないときは必死に汗をかいて対応することになりますので、普段鳴りを潜めている自分の姿が表に出てきます。
でも、それ自体は何ら悪いことではありません。表に出れば出るほど、『自分にはこんなところ(特徴)があるんだ』と、自己理解を深めていくことができるからです。
自己理解を深める意義を一言でいえば、「自分自身の取り扱い説明書を作成する」です。自分専用のトリセツがあることで、自分という人間をより上手くコントロールしていくことができるはずですね!
その3: 余計なことを…
3つ目の言い換えは
余計なことを考えにくくなるとき
です。
「反芻思考」という言葉があるように、人は過去のネガティブなことを繰り返し何度も考えてしまうという特徴があり、その様子自体は非生産的な時間の過ごし方ともいえます。
このような反芻思考の様子を言い換えれば、そのような思考を行う時間的余裕があるということになります。そういう意味でいうと、課題や用事に追われて忙しい時は、反芻思考から逃れることができるタイミングであるということですね。
◆ カテゴリー : 考える
その4: 頼りに…
4つ目の言い換えは
頼りにされていると実感できるとき
です。
特に仕事場面において、自分への依頼や連絡が集中し、一気に忙しくなるときがあると思います。そんな時は『大変だあ』と思う反面、『頼りにされている』とどこかうれしくもないでしょうか。
頼りにされているは「人気者である」「モテてる」とも言い換えることができるので、とらえ方次第で日常の忙しいはいくらでもポジティブな時間にしていくことができそうですね。
その5: 本当にやりたいことか…
5つ目の言い換えは
本当にやりたいことか否かを確認できるとき
です。
特に仕事で忙しい時は、その業務内容にどっぷりと浸かることになり、とことんその仕事に打ち込むことになります。
その結果、それにやりがいを感じることができるのであれば、その仕事はあなたのやりたいことである可能性が高いといえるでしょう。
反対にそうでない場合であっても、『やりたいと思わないことを1つ発見することができた!』ととらえることができればOKですね!
◆ カテゴリー : 自己理解
その6: 時間の使い方を…
最後、6つ目の言い換えは
時間の使い方を練習することができるとき
です。
時間の使い方には明確な個人差が見られます。テキパキとやるべきことを処理していける人もいればそうでない人もいます。
前者の姿に近づくためには、「期限から逆算して物事の優先順位を判断できる」、「難易度を見極め、低いものから順に取り組む」等の時間の使い方に関する能力を身につける必要があります。
そして、それらの能力を鍛えるタイミングとなるのが忙しいときという見方です。
まとめ
最後に改めて、この記事で紹介したポジティブな言い換え例を一覧で示します。
- 充実しているとき
- 自己理解を深められるとき
- 余計なことを考えにくくなるとき
- 頼りにされていると実感できるとき
- 本当にやりたいことか否かを確認できるとき
- 時間の使い方を練習することができるとき
きっと誰もが学校で、大学で、職場で、そして日々の生活の中で「忙しい」を経験するはずです。
「忙しい=ネガティブ」という印象が強いと、その多忙を乗り越えたときに出てくる言葉は、疲労感をさらに強化する『疲れたあ』ではないでしょうか。
上の一覧のように、「忙しい」には数多くのポジティブな側面もあります。それを私自身も強く認識することで、『疲れたあ』だけではなく、『今日も頑張ったあ』といえる自分になっていきたいと思います。
そしてあなたも、忙しい合間を縫って最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!
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