朝の情報番組の占いで、自分の星座が1位になっていたら悪い気はしませんよね。『きっと今日はいいことあるかも』『今日は運がいいかも』と感じるのでは?
このように「今日は運がいい」と思い込む様子は日常の中で普通に見られることです。どうせなら、今日だけでなく『自分は運がいい!』と思い込みたいですよね。
そこでこの記事では、運がいい人になっていくための方法について、あの大谷翔平選手のケースも紹介しながら述べていきます。
運がいい人とは
抽選でプレゼントが当たること?スーパーで牛肉を半額で購入できること?「運がいい」の具体的イメージは人それぞれでしょう。
私自身は、「運がいい」の構成要素は主に以下の3つであると感じています。
- くじや抽選で幸運を引き当てる
- タイミングよく○○する
- 人に○○してもらう
1番目はまさに宝くじに当選する、2番目は「満員電車で立っている時に、タイミングよく目の前の座席が空く」、3番目は「人から自分にとって有益な情報や道具を提供してもらえる」といった感じですね。
そしてこの記事では、2番目、3番目の様子を対象にしながら、そのような状況を引き寄せる人物になっていくための方法について述べていきます。
ところで、どうすれば宝くじは当たるんですかね?
大谷翔平選手も「運がいい人」を目指していた
大谷選手が高校生の時に掲げていた目標を見ると、運がいい人を目指していた様子がわかります。その「運がいい人」になるために課題としていたことは以下の8つです。
- 挨拶
- ゴミ拾い
- 部屋そうじ
- 審判さんへの態度
- 本を読む
- 応援される人間になる
- プラス思考
- 道具を大切に使う
確かに「ゴミを拾う」は運を拾う行為ともいわれていますね。当時、大谷選手は「プロ野球8球団からドラフト1位の指名を受ける」というハイレベルな目標を掲げていました。
そのような非常に難易度の高い目標の達成を目指すとき、人は運をも味方につけようとするのかもしれません。
◆ カテゴリー:目標設定
運がいい人になるための方法6選
その1: 「自分は運がいい」との思い込みを強くする
神社でのおみくじが「大吉」だったら、きっと誰でも『運がいい』と思うはずです。つまり、「自分は運がいい」と思い込む様子はいたって普通に見られます。
そして、実際に運がいい人になっていくためには、その思い込みを一時的なものにせず、普段から継続して行っていきましょう。
するとあなたの脳は、あなたが運がいいと感じる情報を確実にキャッチできるように機能してくれます。
逆をいえば、「自分が運が悪い」と普段から思っている人は、『自分は運が悪い』と実感する情報を優先的に認識するよう、脳が機能してくれているということです。
繰り返しますが、自分は運がいいとの思い込みを強く持っていれば、自分にとって有益な情報をタイミングよくキャッチすることができるはずです。
このような脳の優れた機能については、一般的にはカラーバス効果と呼ばれ、多くの人が容易に実感できるものとなっています。時間があれば以下の関連記事の中で確認してみてくださいね。
◆ カテゴリー:思考
その2: ネガティブな言葉を少なくする
誰かの文句や悪口、不満、愚痴といったネガティブな言葉を口にするのは、運がいい人になるためには極力少なくしていった方がいいです。
なぜなら、これら負の言葉は自分の聴覚を通じて認識され、自分自身のイメージであるセルフイメージを低下させてしまうからです。
『自分はこんなネガティブな言葉を口にする人間だ』と、無意識に近いレベルでイメージ化されてしまうおそれがあります。
私たちは自分のイメージに沿って行動しようとするところがあります。運がいい人になるためには、ポジティブなイメージの形成を心がけたいですね。
また、口にするだけでなくそのようなネガティブな言葉を文字化することも控えた方がいいでしょう。それらは視覚を通じても同様に認識され、負のイメージにつながっていってしまうからです。
そういう意味からすると、ネット記事のコメント欄にネガティブな言葉を書き込むのもNGということになります。
さらにいえば、そのようなネガティブな言葉を口にする人たちからも、可能であれば距離を置いてください。人の言動を外側から変えることは容易ではないので、自分から離れていく方が賢明ですね。
その3: 個々の出来事の意味をプラスにとらえる
計画をしていた旅行が悪天候によりキャンセル。。こんな時、どう思いますか?運がいい人になっていくためには、こんなネガティブな出来事もプラスにとらえていきましょう。
例えば、「時間的に余裕ができたので、もう一度しっかりと計画を練り直し、より満足できる旅行を実現していける」「旅行の最中に悪天候にあい、計画が台無しになることを避けられた」といった感じです。
極端な話、目の前で起こる出来事に意味付けをしているのはあなた自身です。それらをポジティブに解釈するテクニックを身につけることができれば、いまよりも多くのことをプラスに感じていけます。
また、その結果として『自分は運がいいなあ』と実感できる機会も増えてくるというわけです。
◆ カテゴリー:ストレス
その4: 目標や夢を周りに公言する
もしあなたが何か大きな目標を掲げ、その達成に向けて懸命に努力しているのなら、ぜひその目標を家族をはじめ、信頼できる人にも公言してみてください。
その結果、あなたはそれら信頼できる人物たちから、目標達成につながるサポートを受けられる可能性が高まります。
あなたもそうだと思いますが、人は『誰かに力になりたい』と思うものです。もちろん、あなたの懸命に努力する姿があってのことですが。
目標を公言することで、大谷選手も目指している「応援される人間」になっていくことができます!
目標を自分の中に秘め、黙々とその達成を目指していく姿も立派ですが、運がいい人になっていくためには、その目標を公言することをおススメします。
その5: 道具を大切に扱う
道具を大切に扱える人は、きっと周りの人のことも大切にできるはずです。
そして、人のことを大切にできる人は人からも大切にされます。大切にされるということは、きっと応援もしてくれるはずです。大谷選手は高校生の頃からそのことに気づいていたのでしょうか。
すべてはつながっています。そのような温かいサポートを受けることで、きっと『自分は運がいい』と感じることができるはずです。
はじまりは道具を大切にすること。私もこの文章を書いているノートPCを、ちょっと故障気味ですが(汗)大切にしていきたいと思います。
その6: 人に与える
知り合いからお土産をもらったら、機会をみてその人にお返ししたくなりますよね。これはあなたの行動に返報性の原理が働くからです。
そこで、あくまでも余裕のある範囲で金銭や物、気持ち、時間等、さまざまなものを周囲に与える人間を目指してみてください。
返報性の原理が働いて、与える人のもとには与えたものが返ってきます。つまり、与える人は与えられる人にもなるということです。
周囲から与えられる度に、あなたは『自分は運がいいなあ』と感じることができるはずです。もちろん、その起点となったのはあなた自身の思いやりですね。
◆ カテゴリー:コミュニケーション
まとめ
最後に改めて、この記事で紹介した方法を一覧で示します。
- 「自分は運がいい」との思い込みを強くする
- ネガティブな言葉を少なくする
- 出来事の意味をプラスにとらえる
- 目標や夢を周りに公言する
- 道具を大切にする
- 人に与える
最初の「運がいい」との思い込みを強化してくれるのは、紛れもなく『自分は運がいい!』と実感できる経験です。そのような経験を積めば積むほど、その思い込みは疑いのないものになっていきます。
それに関して、この地球上には数え切れないほどの生き物たちが暮らしていますが、その中であなたも私も「人間」として生を受けることができました。これってかなり運がいいことだと思いませんか?
コメント