こんにちは。あなたの自分づくりをちょこっとサポート「しまらぼ」のしまもとです。
自分勝手な人は周りから『あー、自分勝手!』といわれることが多いのではないでしょうか。何度もそういわれてしまうと、ちょっと落ち込んでしまいそうですよね。
でもご安心を!「自分勝手」にも周りに自慢できる長所となるところがあります!それを少しでも感じてもらうために、この記事では自分勝手のポジティブな言い換え例を8コ紹介していきます。
自分勝手なところがあると思われる方は、ぜひ、最後までお付き合いいただけるとうれしいです。
自分勝手とは
自分勝手そのものは辞典で以下のように解説されています。
自分の好きなように図って、他人の都合は考えないこと。自分の都合だけを考えること。 ◆―関連情報―◆ 自分勝手――精選版日本国語大辞典
この解説からはあまり良いイメージは湧いてきませんね。また、自分勝手な人は幼児期の頃の特徴が未だに色濃く残っている人ということができそうです。
また、自分勝手の反対の意味は「他人の都合を考える」ということなので、人思い、他人思い、相手思いという言葉になるそうです。自分勝手な人は相手の気持ちを考えたり想像したりすることに慣れていないということになります。
◆―関連情報―◆ 自分勝手の反対語――反対語大辞典
ちょっとマイナスなイメージばかり紹介する形になってしまいましたが、以下からの言い換え例を通して、ポジティブなイメージも感じてくださいね。
自分勝手のポジティブな言い換え例8選
その1 : 周りを気にせず…
1つ目の言い換えは
周りを気にせず行動できる度胸のある人
です。
和を尊ぶ民族である日本人は、常に周りの様子を観察し、空気を読みながら行動できるという特徴があります。
それに対して自分勝手な人は、自分の思ったときに自分のやりたいことを躊躇なく行えるという特徴があります。
それって「とても度胸のある姿」ともいうことができると思います。周りに過度に気をつかい、自分のことをあまり表に出せない人からすると、ちょっと羨ましいと思われているかもしれませんね。
その2 : 周囲の状況に流されない…
2つ目の言い換えは
周囲の状況に流されない自分軸を持っている人
です。
自分勝手な人は、自分がやりたいと思ったことをとにかく最優先に実行します。それに誰かがブレーキをかけることはとても難しいです。それはヒトに限らず、周囲の状況によってもあまり変わりません。
自分勝手な人のスマホにどんな情報が届こうと、誰から連絡が来ようと、周囲でどんなことが起ころうと、それらに影響されることなく自分のやりたいことを行います。
その様子は、どんなことがあっても自分自身を見失わない、流されないといった自分軸の持ち主と表現することができるのではないでしょうか。プラスして、流行に流されないといった面もあると思いますね。
その3 : 学校教育で重視される…
3つ目の言い換えは
学校教育で重視される主体性が既に身についている人
です。
主体性とは自ら考え・判断し、行動していける様子のことをいい、現在、学校教育において重視されている姿なんですね。
これってまさに、自分勝手な人の様子にも当てはまると思いませんか?ちょっと美化し過ぎかもしれませんが…。
反対に主体性がない姿とは、必要以上に他人のことを気にしたり、他人に影響されたりといった、他人軸となってしまっている様子です。
子どもたちが主体性を身に付けていくためには、ちょっと自分勝手なところがあるぐらいが丁度いいのかもしれません。
親や先生のいうことに耳を傾けることは大切ですが、それに従ってばかりでは、主体性(自分勝手)を身に付けていくことは難しいだろうという見方です。
◆ カテゴリー:行動する・習慣
その4 : やりたいことで確実に…
4つ目の言い換えは
やりたいことで確実に成果を出していける人
です。
自分勝手な人は自分のやりたいことを最優先し、それに没頭することができます。それってつまり、そのやりたいことでは確実に成果を出していけるということです。
やりたいことは仕事に関すること、趣味やプライベートに関することなどいろいろだと思いますが、その1つのことにエネルギーを集中していけるので、飛び抜けた結果を出すことができる可能性があります。
ただ、その成果や結果は個人的な業績が中心になるかなと思いますが。
◆ カテゴリー:行動する・習慣
その5 : やりたくないことが人よりも…
5つ目の言い換えは
やりたくないことが人よりもはっきりしている人
です。
自分勝手な人は自分がやりたいことに意識を強く向けています。それって裏を返せば、やりたくないことがはっきりと認識されているということです。
いま、仕事探しや企業選びにおいて、『やりたいことがわからない』『やりたいことが見つからない』といった悩みを抱えている方は少なくないと思います。
やりたいことを見つけるためには、逆にやりたくないことをはっきりさせるというアドバイスもされているようです。
その点において自分勝手な人は、やりたくないことのリストをスムーズに挙げていくことができ、やりたいことを見つけられるスピードも人一倍速いのではないでしょうか。
◆ カテゴリー:自己理解
その6 : 時間を…
6つ目の言い換えは
時間を有効に使うことができる人
です。
自分勝手な人はやりたいことをやりたいときに行います。その時、周りへの配慮や遠慮はあまり見られません。
また、やりたいことが明確なので、するかしないかで迷ったり、ブレたり、躊躇したりすることも少ないでしょう。
これは言い換えれば、限られた時間を有効に使うことができているということですね。私たちに与えられた時間は無限ではなく「有限」です。
その7 : 人間関係での…
7つ目の言い換えは
人間関係でのストレスが溜まりづらい人
です。
多くの人にとってストレスの主な原因は人間関係です。一人ひとり性格が異なれば、考え方、価値観、興味・関心、活動のペース、生活リズム等、実にさまざまなものが違います。
それらを日々の人間関係の中で気にしたり、意識したりすることでストレスは徐々に溜まっていきます。
ですが、自分勝手な人は自分中心で周囲の様子がそれほど気になりませんので、他の人に比べれば人間関係でのストレスは溜まりづらいといえるでしょう。
ストレスの程度が低い分、人一倍頑張っていきたいですね!
◆ カテゴリー:自己理解
その8 : 周りに自分の特徴が…
最後、8つ目の言い換えは
周りに自分の特徴がわかってもらいやすい人
です。
突然ですが、あなたの周りの人はあなたがどのような人間であるか、理解していると思いますか?
きちんと理解するためには、あなたという人間の本心の部分が、その言動を通して表に出ていく必要があります。
そう。自分勝手な人は、自分の欲求としての部分がストレートに表に出てしまうので、周りの人は『この人は自分勝手な人だ』と難なく理解することができます。
それってなんだかマイナスになりそうな感じもしますが、実はコミュニケーションの文脈においては、それは大きなアドバンテージになる可能性があります。
ジョハリの窓という円滑な人間関係の実現に向けた自己理解のモデルでは、自分はこのような人間であるという自分への理解があり、それを周りの人も理解してくれている状態を開放の窓と呼びます。
そして、そのような状態が増えてくることで、以下のような効果が期待されるといわれます。
- 人間関係において誤解が生じにくくなる
- 人前で本当の自分を出して振る舞うことができる
- 人間関係上のストレスが生じにくくなる
人間関係上のストレスは、多様なストレスの中でも中核的なものですので、それを日々の生活の中から軽減できるというのはとても魅力的だと思いますね。
ただ、自分勝手な人の場合、実際に円滑な人間関係を実現していくためには、自分には『自分勝手なところがある』という認識に加え、『そんな自分を周りは受け入れてくれている』という感謝の気持ちも必要ではないかと思います。
◆ カテゴリー:自己理解
まとめ
改めてこの記事で紹介した言い換え例を一覧で示します。
- 周りを気にせず行動できる度胸がある人
- 周囲の状況に流されない自分軸を持っている人
- 学校教育で重視される主体性が既に身についている人
- やりたいことで確実に成果を出していける人
- やりたくないことが人よりもはっきりしている人
- 時間を有効に使うことができる人
- 人間関係でのストレスが溜まりづらい人
- 周りに自分の特徴がわかってもらいやすい人
要は自分勝手な人は周囲から見るとわかりやすい人です。『私は自己勝手です』と自己開示しなくても、周りの人は容易にその特徴を感じ取ることができます。
また、あなたが自分らしく、日々自分勝手にも振る舞うことができていると思うなら、周りの人たちはあなたのことを温かく見守ってくれているのかもしれません。
そのことに対して自然な形で感謝の気持ちを示すことができたとき、あなたはより魅力的な人物になっていくことができるのではないでしょうか。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
◆ カテゴリー:自己理解
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