こんにちは。あなたの自分づくりをちょこっとサポート「しまらぼ」のしまもとです。
いまは加速度的な速さで社会が変化しています。その流れに乗って上手く対応する人もいれば、自らの拘りや価値観を頑なに大切にしながら活動してる人もいます。
この記事では後者を頑固な人と称し、そのポジティブな言い換え例を9つ紹介していきます。その内容から頑固な人の魅力や可能性を少しでも感じてもらえたら幸いです。
頑固、頑固さはマイナスの印象?
私の場合、頑固と聞くと「頑固親父」や「頑固一徹」とった言葉が真っ先に思い浮かびます。確かに、頑なに自らの態度や考えを変えようとしないところが「頑固な人」の特徴といえますね。
見方によっては柔軟性のない人ともいえそうです。急激な速さで社会の様相が変化していく現代において、頑固な人の変化を嫌う点はマイナスに作用してしまうときもあるでしょう。
ですがご安心を。人が持つ特徴には必ずプラスとマイナスの両面があります。もちろん、それは「頑固」にも当てはまります。
早速、以下の言い換え例からそのポジティブな側面を確認してみてください。
頑固のポジティブな言い換え例
その1: 自らの…
1つ目の言い換えは
自らの意思を貫き通すことができる
です。
これは頑固な人の代表的なポジティブな側面といえます。
似たような表現では、「意思が強い」「周囲に流されない」「同調圧力に屈しない」といったものも挙げられます。
また、このような不動の意思を持っているからこそ、1つのことを長きに渡りつづけられるところがあります。
先日、大切な人に会いに福岡・博多を訪れた際、私のリクエストで博多ラーメンの老舗にも連れていってもらいました。店内を見渡すと、「…がんこ親父がラーメン一筋の信念と自信を…」の文字が。
店主が頑固であるからこそ、名店といわれる老舗は存在しているのかもしれませんね。
その2: 決断…
2つ目の言い換えは
決断力がある
です。
頑固な人は拘りやポリシー(信念)が人よりもはっきりしているので、それに反することは一切行わないです。
その判断や決断の際に迷いはありません。非常にシンプルです。その姿は周囲に決断力のある人としても映るはずです。
◆ カテゴリー:多様な能力・視点
その3: コツコツと…
3つ目の言い換えは
コツコツと努力を継続していける
です。
自らの意思を貫き通すことができるということは、その意思を実現する行動を継続することができるということです。
1つのことをコツコツと長きにわたり継続することはそう簡単ではなく、誰でもできるわけではありません。
このことから、頑固な人は「継続は力なり」を比較的容易に実現できる特徴を兼ね備えているといえます。
◆ カテゴリー:行動する・習慣
その4: 味のある…
4つ目の言い換えは
味のある人物になっていける
です。
頑固な人は、その強い拘りの様子から周りとは違った特徴を持っているように見られます。時に異質に映るその特徴は、味のある人物として見られることがあります。
会社の経営者においても、採用の段階でこのような味のある人物を好んで採用されることがあるそうです。
あなたの頑固さに、心惹かれる人物もいるということですね!
その5: 手に職を…
5つ目の言い換えは
手に職をつけていける
です。
頑固な人は端的にいって拘りが強い人です。その強い拘りは一つひとつの作業にも反映されることから、頑固な人は仕事の完成度も高いといえます。
一切の妥協を許さず、完成度の高い仕事を行いつづけていけば、それは職人レベルとなり、手に職をつけていくことができるはずです。
その6: 社会の…
6つ目の言い換えは
社会の信用を得ていくことができる
です。
拘りが強いということは、作業の途中で妥協を許さないということです。それは自分自身に厳しいともいうことができるでしょう。
そのような自分への厳しさや意思の強さは、信頼のおける人物としても見られていくと思います。ことに仕事に関していえば、自分に甘い人よりも厳しい人の方が評価されるはずですね。
◆ カテゴリー:コミュニケーション
その7: 困難を…
7つ目の言い換えは
困難を乗り越えられる力を持っている
です。
強い拘りからくる変化への抵抗は、ときに弊害や問題を生むことがあります。それらは困難な状況として頑固な人に降りかかってくることでしょう。
ですが、頑固な人はそれによって大切な拘りを手放すようなことはしません。その拘りを守る・維持するために、困難な状況を乗り越えようと努力するわけです。
持ち前の強い意思があるからこそ、『困難な状況にも決して諦めない!』という攻めの姿勢が形成されるわけなんですね。
◆ カテゴリー:多様な能力・視点
その8: 独自の…
8つ目の言い換えは
独自のやり方、方法論を確立していける
です。
頑固な人は自分なりの価値観、拘りを大切にしているので、物事を進めていく上で人の真似をしたり、既存のやり方を踏襲するのが嫌いです。これまでにはない、自分独自のやり方で事を進めようとします。
それは時に非効率的、不器用な姿として周りには映るかもしれません。ですが、試行錯誤の末に見事結果を出すことができた暁には、それは独自の方法論として注目を集めることになります。
それはまるで山頂につづく既存のルートを使わず、自分自身で新たなルートを切り開いていく姿といえますね。
その9: 生き方の…
最後、9つ目の言い換えは
生き方のモデルになっていくことができる
です。
頑固な人がその強い拘りのもと、1つのことにとことん取り組み続け、その結果、何か偉業を達成するとそれは生き方のモデルになっていきます。
例えば頑固な研究者が、長年あるテーマに取り組みつづけ、それによってノーベル賞を受賞した場合、それは日本の人々に元気と勇気を与えるとともに、その生き方は1つの憧れの的になっていきます。
このような名誉ある姿に近づいていくためには、頑固でいつつ、なおかつ大きな結果を出していく必要があります。決して簡単なことではありませんが、頑固な人にはその可能性が十分にあるといえますね。
まとめ
最後に改めて、この記事で紹介した言い換え例を一覧で示します。
- 自らの意思を貫き通すことができる
- 決断力がある
- コツコツと努力を継続していける
- 味のある人物になっていける
- 手に職をつけていける
- 社会の信用を得ていくことができる
- 困難を乗り越えられる力を持っている
- 独自のやり方、方法論を確立していける
- 生き方のモデルになっていくことができる
私の親戚のおじちゃんたちには頑固な人が多いです。ですが、みなさんとても人当りの優しい方ばかりです。
きっと、自らの意思を貫き通すために数々の困難を乗り越え、たくさんの苦労をされてきているのだと思います。だからこそ、人の気持ちに共感できたり、優しくも接することができるのかもしれません。
この記事を書きながら、私もそのような大人になっていければと思いました。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!
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