こんにちは。あなたの自分づくりをちょこっとサポート「しまらぼ」のしまもとです。
現代人の悩みの1つは『コミュニケーション能力を高めたい』です。人々の考え方や価値観は益々多様化し、誰とでも円滑な関係性を築けるというのは、今後、一部の人に見られる理想の姿になっていくのかもしれません。
そんなコミュニケーション上級者は、ときに「コミュ力おばけ」とも呼ばれます。おばけということで、まるで異次元の存在なのでしょうか?
この記事では、そんなコミュ力おばけの部類に入る八方美人に焦点を当て、その異次元!?の様子をポジティブにとらえていきたいと思います。
八方美人とは
辞書によると、「八方美人」は以下のように解説されています。
だれからもよく見られたいと愛想よくふるまうこと。だれに対しても如才なく振る舞うこと。非難の気持ちを込めて用いることが多い。
◆―関連情報―◆ 八方美人 / goo 辞書
説明文にある「如才(じょさい)ない」とは、話などがうまく、気が利いているということです。
つまり、八方美人は誰からも嫌われたくないとの願望を持ちつつ、実際に誰に対しても適切に振る舞うことができるコミュニケーションの達人(コミュ力おばけ)であるといえます。
◆―関連情報―◆ 如才ない / weblio辞書
一方で、そんな完璧に近い振る舞いを羨ましく思ったり、よく思わない人もいるわけで、そのような人たちからは皮肉を込めて『あの人は八方美人だ』と呼ばれてしまうという構図です。
それにしても、「誰に対しても如才なく振る舞える」ってすごいことじゃないですか?人間関係においては相性のいい人・そうでない人が見られますが、八方美人にはその概念自体がないのかもしれません。
そのようなコミュ力おばけを称える意味で、以下の6つの言い換え例を八方美人の方へ送りたいと思います。
八方美人のポジティブな言い換え例6選
その1: 相手の…
1つ目の言い換えは
相手の調子に合わせる能力が高い人
です。
1対1の関係では、どちらかに主導権があった方がわりと話がスムーズに進むことがあります。お互いに遠慮し合ったり、譲り合ったりしていると、停滞感が漂ってどこかぎこちなくなってしまうものです。
その点、八方美人は相手の調子に上手く合わせるとともに、自然な形で相手に主導権を譲ることができるので、相手側としてはとても気分よく話が進んでいくという様子です。
ちなみに、相手の調子とはその時のテンションや声のボリューム、話題等のことを指します。そういう意味では、「誰とでも親しくなれる人」ともいうことができそうですね。
その2: 気配りの…
2つ目の言い換えは
気配りのできる人
です。
要は相手がしてもらってうれしいと感じることを、先回りして行うことができるということです。このような気配りができるためには、常に相手の先を読むことが必要です。
また、人を観察する力も求められるでしょうし、そもそも、八方美人は普段からあらゆる人のことをいろいろと考えながら生活してる人、ということができると思います。
その3: 集中力を…
3つ目の言い換えは
集中力を発揮できる人
です。
集中力を発揮するのはもちろん人間関係の場面です。ちょっとネガティブにいえば、人間関係って結構大変です。相手によっては緊張したり、気が張り詰めて疲労の原因にもなります。
さらにいえば、終始集中力を発揮する必要があるものです。途中でのちょっとした失言や余計な一言、失礼な対応が後々大きな問題になることがあります。
実際、政治家の失言が大きなニュースになっていますよね。私自身も高校生の時、調子に乗った一言で大事な友人から縁を切られてしまったことがあります。。
その点、八方美人は最後まで集中力を切らさず、目の前の人間関係を完璧にこなしていくことができるというわけです。
その4: その場の…
4つ目の言い換えは
その場の雰囲気を明るくできる人
です。
コミュニケーションの有無は結構その場の雰囲気に左右されるところがあります。ですが、自らその雰囲気を明るくしようとする人はそんなに多くはないでしょう。
その点、気配りのできる八方美人はサービス精神も旺盛なので、雰囲気が明るくなるような話題を積極的に提供してくれるという見方です。
その5: 協調性を…
5つ目の言い換えは
協調性を発揮できる人
です。
相手の調子に合わせる能力が高いということは、見方を大きくすればチーム全体の調子に合わせることもできるということです。
『ここは全体と歩調を合わす必要がある』と感じ取れば、積極的に全体と協調する姿勢を示していくことができるはずです。
そういう意味では、「チームのまとまりに欠かすことができない人」ともいうことができそうですね。
◆ カテゴリー : コミュニケーション
その6: メンバー全員との…
最後、6つ目の言い換えは
メンバー全員との付き合い方を把握してる人
です。
八方美人は相手の調子に合わせる能力が高いので、自分が所属するチームのメンバ―全員と良好な関係を築いていくことができます。
これは見方を変えれば、多様な個性や価値観、考え方を持つメンバー個々人との付き合い方を把握しているということです。
つまり、八方美人に相談すれば、例えば、『苦手なAさんにどのように対応すればよいでしょうか?』へのアドバイスをもらうことができるということわけですね。
そう考えると、『あの人は八方美人だ』なんて批判をしている場合ではありません。いつか自分の力になってくれる日が来るはずですから!
まとめ
最後に改めて、この記事で紹介したポジティブな言い換え例を一覧で示します。
- 相手の調子に合わせる能力が高い人
- 気配りのできる人
- 集中力を発揮できる人
- その場の雰囲気を明るくできる人
- 協調性を発揮できる人
- メンバー全員との付き合い方を把握してる人
最初の言い換えにある「相手の調子に合わせる能力が高い」の背景には、相手の特徴を瞬時に分析できるという面もあるはずです。
自己理解を深める方法として、八方美人の方に自分の特徴を聞いてみるというのもいいかも!?
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お時間があれば、また次の記事でお会いしましょう!
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